ベテランに機械を与えたら超DX!?リモートバスガイドを実施。奈良交通。
すごい。
本当にリモートでバスガイドが実現できている。
この方は奈良交通でリアルでバスガイドを長年やってきており、もう何度もガイドをやってきた方だが、同時に8ガイドまではやった事があるという。
仮に半分の4つを同時にやったとしたとしても、4倍の仕事をこなしていることになる。
職人技×リモートで倍々の生産性
奈良交通のバスガイドの櫻井史子さん。
年齢は53歳ということでキャリアも十分なこともあり、バスの側面のカメラにわずかに映っている車窓からの景色で、そろそろどのあたりに到達しているのかがわかるため、次に何を案内するのかがわかるそうです。
しかも、何度も実際に案内したルートなのでリモートでもその場に立っている感じでガイドができます。と言う。
最大8ガイドを同時にやったことがあるそうだが、単にリモートだからできるわけではないようで、キャリアの長さと職人技的な技術の高さでカバーできている部分もあるそうです。
ベテランだからこその風流な案内も
車窓のカーテンを締められたら、ガイドできないじゃないか。
と、おもうかもしれないが、
そこはさすがのベテラン「カーテンを開けてほしい」とは言わない。
「いま、鴨川にはカップルが等間隔ですわっています」
と言う。
特にこのバスは修学旅行生が多いので、見たくなる。
だいたいこういう事がわかるそうで、もし微妙な時間であれば1台目バスで確認しておいて、2台目以降でこういうアナウンスをするそうです。
風流ですね。
こういうのはAIにやらせたとしても、こういう気の利いたアイデアアナウンスはいまはできないんじゃないでしょうか?
リモートガイドを始めたのは、働き方改革の一環で始めたそうですが、実はガイドの人数は最盛期は200名いたものが、今は20名ぐらいになっているそうです。
なのに、
修学旅行などのバスガイドの需要は多いのだそうです。
リモートだからこその良さ。離れててても皆に楽しく案内できる。
フリップや絵、ツールを使って説明するのは、リアルガイドでもやっていたそうですが、リアルガイドだとどうしても後ろの方の席に座っている人は見えにくい。
また、死角になるような席にいる人も見えにくい。
ただし、これがリモートになると、モニターが前後についているため、そもそも後ろの席や、死角を考慮された位置に設置されているため、バスに乗っている方すべてに話している内容がいきわたる。
声が聞こえにくくて、聞こえなかったということもない。
同時ガイドはデュアルPCを使って同時8台モニターなどにして、まるでプロの株式トレーダーのように画面を写しているそうです。
ベテランに機械を与えたら超DXができるのでは?
こういう気の利いた、楽しい案内、また学生なのでゆうことを聞かない子も実際はいるだろう。だけど長くやってきたということは上手くなだめたり、誘導したり、ある程度は放っておいたりもして、うまく相手をしてきての長いキャリアを積んできたのだろうと思う。
こういった人に機械を与えればスーパーDXになるんではないだろうか?
年齢が53歳とのことだが、いまの53歳は若い。
実際70歳ぐらいの人でも元気に働けそうな人はたくさんいる。
年齢が来てしまったので仕方なく仕事を辞めたが、実際には働ける人は多くいる。
こういうベテランに機械環境を準備して新しいことにチャレンジしてみてもらってはどうだろうか?
世の中、変わる気がします。
櫻井さんみたいな人がAIモデル
以前、別の記事で、AIは学習をしなければ機能してくれないので、学習対象となる「モデル」が必要。そのモデルになる事がインフルエンサーの次の新しい職業なのでは?
という事を書きました。
イメージ的にはこの櫻井さんのような人がAIモデルになるべき人だと想像して書きました。
それでもAIにはまだまだ代替しずらい
もし、これらができたとしてもそれでもAIには完全に代替はし辛いのではないかと。
というのも、修学旅行のバスガイドのお姉さんって男子なら覚えている人も多いのでは無いでしょうか?
一緒に旅する中で、何気なく話して仲良くなって思い出になっている人も多くいらっしゃるのではないかと思います。
そこの部分だけはAIには代替できないのではないかと。
それとも・・
それとも、AIバスガイドさんと仲良くなって、
50年経って、その時のAIバスガイドさんに会いに行くと、
「あら〜!◯◯くん!お久しぶりねぇ〜50年と3ヶ月3日ぶりね!」
なんて言われる方が、人は嬉しく思うものなのか・・
どうなんでしょう?
人はどう感じるんでしょうね・・
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