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読書記録「君の物語が君らしく」

こんばんは。昨日、平成初期の大学の学食は500円でお釣りがきたと書きましたが、コロナ前に行ってたM大学(昨日とは別)の学食も、500円以上したんだった。思い出した。5類になったから、学内関係者以外でも学食にお邪魔することができるのだろうか? 追加すればデザートもあって美味しかった。学生に混じって40代のおばちゃん……ハードルが高くなってます。

大学と名のつく場所に行くと、必ず母に「学食に行くの?」と聞かれます。昨日のM大学でも聞かれました。次回こそ先生監修のランチを食べる!

「君の物語が君らしく」(澤田英輔著、岩波ジュニアスタートブックス)

また中学生向けの本なのか!と思われるかもしれません。この手の本を読むのは、noteで「言いたいことが人に伝わるような文章を書く」「楽しく書く」ためであります。

病気して以来、長編の小説が読めなくなりました。以前紹介した「風よ あらしよ」(村山由佳著、集英社)は、読み終えて達成感や充足感を久しぶりに味わえました。感想ここに書くの大変だったけど…。
そんな経緯があるので、岩波ジュニア新書などは中高生向けとは思えないほど濃い内容でありながら、気軽に読めて達成感も味わえます。

文章を書くのは好きですか? 得意ですか?という問いから始まります。私は小学校のときは大して言われませんでしたが、中高では文章がうまいと言われてました。それで調子に乗って毎日ここに顔を出してるわけです。

SNSやブログにアップする文章は、自分のためでしょうか? 違うと思います。アップしてからは、いいね☆やスキ♡が気になってしまいます。まずはそこからですね。

SNSのための文章の本ではありませんが、「誰のために書くの?」と突きつけられた思いです。最終的には自分のためだと思います。スマホやパソコンで書くことについては触れられてませんが、自分のノートを1冊用意するといいと書いてあります。ネタ帳というか、おそらく「!」と思ったことをメモしておくような。

文章を書くということを、もうちょっと力を抜いて楽しくできるそんな1冊でした。自分のためにね。

私も、スキ♡をもうちょっと欲しいなあと思います。SNSを始めてから、原稿用紙に向かってたときと文章が変わってしまいました。今原稿用紙に書けと言われても、難しいでしょう。
そういえば、小学校の頃は作文となると、周りから鉛筆を動かす音、紙がめくれる音などばかり耳に入って、自分はダメ人間なんだと思ってました。しかも先生は作文を褒めてくれないので、ますます落ち込んでました。そんなことも思い出します。

文章がうまいと、いいね☆やスキ♡をたくさんもらえるのだろうか? 自分の感じた「!」を楽しくわかりやすく伝えられるようになりたいです。全世界に発信されるのだから。

こうして、この本の意図するところの「自分のための文章」から遠ざかってゆくのであった。全然感想になってない。

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