留学準備~日本のことを質問して!!~
高校1年生の英語授業の紹介
彼女たちは10月からカナダに1ヶ月間留学する。
現地はアジア人を含めて日本人が少ない地域。
きっと日本のことについて聞かれることが多々ある。
加えて、英語が話せるかどうかは、英語でそのことについて考えたかどうかが大事。1度、英語で考えて話したことはやっぱり覚えて、2回目になると流暢さが増すのは間違いない。
そこで考えた授業計画が、DMM英会話を用いて、異国の先生たちに『日本のことを聞いて』プロジェクト。
内容は至ってシンプル。
生徒への指示:留学に行くと、きっと色んな人に日本のことを聞かれると思います。そこで、DMM英会話の世界の色んな人に日本について質問してもらいましょう!どんな質問を海外の方がもっているのかを知り、質問に対して、自分の答えを英語でいえるよう準備しておきましょう。1回、英語で考えて言ったことのある内容は、その後も言いやすく、記憶にも残りやすいです!!そして、1回聞かれたものはもっと長く話せるよう取り組んで行きましょう!
DMM英会話時の先生への質問
自己紹介後、I am going to Canada next Month. The place doesn’t have many Japanese. So, many people will ask me about Japan. I want to prepare for the questions that many people will ask me about Japan. So, please ask me more than 3 questions about Japan.
今日が1回目。結果、まぁ質問がでるわでるわで、生徒たちもタジタジ。3つではなく、結局、大半の時間、質問をされて答えていました。
今日、あがっていた質問は、
①日本人の性格って?
②日本の文化や伝統って?
③日本のSDGsの取り組みは?
④日本の食べ物や衣装は?
⑤日本の有名な観光地は?
⑥あなたの街はどんな街?
⑦行くなら、何月が良い?そしてなぜ?
⑧県と市は何がちがうの?
⑨日本といえば何?
⑩夏祭りってどんなの?
簡単なものから難しいものまで多種多様。
振り返りをしていると、①の質問をされた生徒が、shyとしか言えなかったという。気持ち的にはもっと言いたいのだけど、そこまでしかでてこなかった。
まさしくそう。
急に言われると、おもっていてもちょっとしか言えない。きっと日本語なら言える、だけど英語だと情報を足せない。
だからこそ、シュミレーションしてもっと言えるようになって欲しい。
そんなことを伝えました。
後、1ヶ月の間、生徒たちはこの『日本について質問される』プロジェクトを継続して行う。きっと、何度も同じ質問がでては、その度に言えることが増えていく。そして同時に日本という国についても知識が増えて、考えが深まっていくに違いない。
継続して行った1ヶ月後、どんな風に生徒たちが、答えているか、どんな内容を伝えられるようになっているか、楽しみです。
追記
生徒のメモ用紙
たくさんインタビューされて、盛り上がってるようです!
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