“極座標”を使って視点を変える
以前,マスアートの表現技法について書いた.
少しでも“アートっぽく”するアイデアがあるので,それを書き留めておく.
“座標”と聞くと,何を思い出すだろうか.
おそらく多くの人にとっては,中学校で習った$${xy}$$座標ではないだろうか.
例えば$${y=2x+1}$$でこんなグラフが出てくるやつだ.
だが,実は座標には$${xy}$$座標(直交座標ともいう)とは別に,“極座標”と呼ばれるものが存在する.
極座標とは何なのか,については(調べればすぐに出てくるので)ここでは割愛する.
ここで述べたいのは,$${y=2x+1}$$は直交座標で表すと上のような直線になったのに対して,極座標で表すと以下のようになるということだ.
座標というのは,とある数式をグラフ化する,言い換えると視覚化する規則を与えるものだと考えることができる.
ゆえに,直交座標ではなく極座標を用いて表すことで,全く異なるビジュアルが現れることになる.
そして,極座標は直交座標に比べて,曲線に強い傾向がある.
特に,螺旋に強い.
個人的な好みだが,螺旋的なパターンを持つアートは好きなので,このアイデアは自分に合っているような気がしている.
解説記事的なもの↓
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