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【障害者雇用・助成金ニュース】障害者の在宅ワークの仕組化に関する実証実験 カムラックとエルスイフ、東京のSecure DX

皆さんこんばんは、伊藤です。

本日は月曜日ですが一週間のお仕事が開始された方々も多いかと思います。今週も張り切っていきましょう!

さて、私ですが実は昨日の朝に新型コロナウィルスの1回目のワクチンの接種をしました。

やはり副反応が一定あったようで微熱や体のだるさなどがあった為、本日は1日在宅ワークをしつつ静養しておりました。

そもそも、コロナ化で在宅ワークをする機会が増えていますが、私のようにワクチンの副反応が理由で在宅ワークをしている方も、もしかしたらいらっしゃるかもしれません。

さて、本日の記事はそんな「 在宅ワーク 」がテーマです。

ITに特化した障害者就労支援事業の㈱カムラックとソフトウェア開発の㈱else if、データ連携技術の㈱Secure DXの3社で共同で障害者の在宅ワークの仕組みづくりに関する実証実験を開始したとのことです。

早速ニュースを解説していきたいと思います。

一般社会では既に在宅ワークが浸透しつつありますが、今回の実証実験の背景にはこのような課題感があるようです。

通勤することが難しい障害者の在宅ワークについては、ハッキング被害などのセキュリティリスクの観点やコストの大きさから企業の対応が進んでいない現状に着目。

確かに社外でパソコンを使って仕事をする以上、個人情報の流出やウィルスへの感染などセキュリティのリスクは大きいかと思います。

また、いざ障害者雇用において在宅を導入しようとするにあたっては、PCやその周辺機器、そして前述のセキュリティ対策などを含めた多大なコストが掛かるという課題もあります。

そんな中、

ITの障害者就労支援のプロ×IT障害者雇用のプロ×ITのセキュリティのプロ

とそれぞれの分野のプロである3社がタッグを組んでこの課題の解決に動こうとしているのは、本当に心強い限りです。

個人的に特に注目したいのは、

在宅ワークにおけるセキュリティ対策

です。

障害者の方の中には在宅ワークそのものに慣れていない方や、セキュリティ対策についてのご経験の浅い方も多くいらっしゃるかと思います。

そんな中、在宅ワークを行う事は働く障害者の方にとっても大きな不安やストレスとなります。

今回の実証実験でそれらが解決できるような仕組みが構築されると良いですね。

また、仕組化の過程においてやはり働く障害者の方お一人お一人のセキュリティ対策の徹底を促す為の教育が必要不可欠です。

在宅ワークにおけるでセキュリティ対策についてこちらのページに詳しく記載されています。

そしてこのページの冒頭にある、

ルールを整備することによるセキュリティ対策

が極めて重要であると思います。

例えばメールの送受信では誤送信による情報漏洩のリスクがあります。

メールを送信する前にに社内であれば、アドレスが正しいか、複数の宛先に送る場合はBccを使っているかなど他の社員の方にダブルチェックしてもらうことができるかと思います。

在宅の場合はチェックしてもらえる方がいないので、

社外へのメールは出社時のみかあるいは出社している社員が行うようにする

など、メールの送受信を含め、他のセキュリティ対策に関するルール作りをすることが大切かと思います。

今回の実証実験を通して、障害者の方がセキュリティ上安全な体制で安心して働けるようになり、日本の在宅ワークによる障害者雇用が促進されることを願わずにはいられません!!


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