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【障害者雇用・助成金ニュース】「もにす認定」宮城第1号に新陽ランドリー 障害者雇用率80%
皆さんこんばんは、伊藤です。
さて、このnoteでも再三取り上げさせていただいている、障害者雇用において優秀な取り組みをしている企業が対象となる「もにす認定」。
何と宮城県で第1号の「もにす認定」企業が誕生したとのことです。
早速ニュースを解説していきたいと思います。
新陽ランドリーの皆様、本当におめでとうございます!!
まずこちらの雇用実績が驚きです!
全従業員62人のうち障害のある従業員は37人(6月時点)と約6割を占め、労働時間や障害の程度を加味した障害者雇用率は80・34%に上る。
衣類のクリーニングによる障害者雇用や就労支援の取り組みは全国的にも比較的多いですが、障害者雇用率80%は本当に素晴らしい数字です!
そして、こちらも更に衝撃です!!
80年から41年間、障害者を雇用しており、従業員の平均勤続年数は約15年。
新陽クリーニングでメインで勤務するのは知的障害者の方々のようですが、厚労省の平成30年の障害者種別毎の平均勤続年数のデータでは7年5月、と遥かに上回る数字です!!
これらの凄い数字の秘訣は何か?それはコチラにあります。
働きやすいよう作業工程の工夫や自動化などの業務改善に積極的に取り組み、障害者スポーツへの参加も推進してきた。
シンプルに障害者の方々が働きやすい環境を追及してきた結果であると言えます。
作業工程の工夫や自動化などを知的障害者の方向けに行うというのは、決して簡単なことではありません。
かく言う私も知的障害者の方々と一緒に味噌作りをしておりましたが、味噌をいれる蓋の上のラベルを貼る位置を教えるのも結構苦労しました。
そして、新陽ランドリーのそれらの取り組みについてはこちらの自社HP内にて詳しく紹介されております。
ユニフォームのICチップ管理
洗濯機の自動プログラムと洗剤の自動投入
などなど、これらの開発や導入には多大な労力やコストが掛かったことは想像に難しくありません。
そして、障害者スポーツの参加についても紹介されています。
障害者の方の中にもスポーツがお好きな方や得意な方は多いので、こういった取り組みは仕事へのモチベーションアップにも大きなプラスになりそうです。
特に卓球は世界大会出場歴多数(シドニーパラリンピック入賞)とのことなので、ただスポーツをやるだけではなく技術指導にも力を入れていることが伺えます。
いつか、パラリンピックで金メダルを獲得する選手を輩出するかもしれませんね。
そして、今回の「 もにす認定 」をきっかけに、
目指せ!障害者雇用世界一の金メダル!!
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