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厚生労働省の障害者雇用関連の助成金の種類とは?

■ はじめに

こんばんは、伊藤です。

いよいよ12月も折り返し地点になり、今年も残りわずかですね。やり残したことがないようスパートをかけたいところですね。

そして昨日は3種類の助成金をランキングにし、厚生労働省の助成金が中小企業の皆様に最もおススメの助成金であることをお伝えしました。

※昨日の記事はコチラ↓

そして本日は、厚生労働省の助成金の種類について解説していきたいと思います。

■ 厚生労働省の助成金の種類について

今まで「 厚生労働の助成金 」とお伝えしていきましたが、厳密に言うと厚生労働省だけではなく下部組織である各都道府県の労働局や全国のハローワークもそれぞれ管轄となります。

ここでは分かりやすくするために「 厚生労働の助成金 」と呼ばせていただきます。

それでは各種類の助成金の解説をさせていただきます。

〇 特定求職者雇用開発助成金
◆ 特定就職困難者コース
⇒障害者や高齢者、シングルマザー・ファザーなど就職困難者を雇用した際に申請できる助成金です。

発達障害者・難治性疾患患者雇用開発コース
⇒手帳のない発達障害者や難治性疾患患者を雇用した際に申請できる助成金です。

 障害者初回雇用コース
⇒障害者雇用の経験のない中小企業で障害者の雇用義務制度の対象となる企業が障害者を雇用し法定雇用率を達成した場合に申請できる助成金です。

〇 トライアル雇用助成金
 障害者トライアルコース
⇒障害者トライアル雇用制度で雇用した際に申請できる助成金です。

 障害者短時間トライアルコース
⇒週20時間以上での勤務が難しい人を雇用する場合、週10~20時間の短時間での障害者短時間トライアル雇用制度で雇用した際に申請できる助成金です。

〇 障害者雇用安定助成金
 障害者職場適応援助コース
⇒職場適応・定着に特に課題を抱える障害者に対して、職場適応援助者による支援を実施する際に申請できる助成金

◆ 障害者職場定着支援コース
障害特性に応じた雇用管理・雇用形態の見直しや柔軟な働き方の工夫等の措置を講じ、障害者雇用の促進および職場定着を図った際に申請できる助成金。

〇 人材開発支援助成金
◆  障害者職業能力開発コース
⇒障害者の職業に必要な能力を開発、向上させるため、一定の教育訓練を継続的に実施する施設の設置・運営を行う場合にその費用の一部に対する助成金。

以上となります。

本日は各種類の大まかな違いをお伝えさせていただきましたが、雇用した際や雇用後の環境整備、職場適応援助者などの人員の配置など、それぞれの助成金によって内容は様々であることがご理解いただけましたでしょうか。

次回は、「 中小企業の皆様がまずはどの助成金をおさえるべきか? 」について各助成金を比較検討した上で解説していきたいと思います。

ここまでご拝読いただきありがとうございました。

次回もお楽しみに~♪

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