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【障害者雇用・助成金ニュース】障害者と企業をマッチング 雇用促進へ合同就職面接会 甲府

皆さんこんにちは、伊藤です。

さて、突然ですがクイズです!

問題、トップ画像の銅像は誰でしょうか??

① 武田真治

② 武田鉄也

③ 武田信玄

正解は、

・・・

・・・・

・・・・・

③ 武田信玄です!!

「そんなの分かるだろう!!」とお叱りのお言葉を受けてしまいそうですね(笑)

そうです、山梨県のシンボルで戦国時代の名将の武田信玄です。

さて、そんな信玄の本拠地があったのが現在の甲府市ですが、何とそこでは障害者の方と企業をマッチングする就職面接会が開かれたとのことです。

早速ニュースを解説していきたいと思います。

「人は城、人は石垣、人は堀~」

との名言を残すなど、人材を大切にした信玄はきっと今回のように障害者の方を人材として大切にする就職面接会の開催をきっと喜んでいることでしょう。

先日は鳥取県や山形県での就職面接会のニュースの解説も行いましたが、このように全国各地で障害者の方の雇用の機会を生むような取り組みがあるのは嬉しいことです。

※参考記事

それと同時に甲府市には今回の就職面接会を開催するべき切実な理由があるようです。

甲府公共職業安定所によりますと、去年の6月1日時点の県内の民間企業の障害者の実雇用率は2.05%と過去最高を更新したものの、全国平均の2.15パーセントを下回っていて、障害者雇用の促進が課題となっています。

確かに障害者の実雇用率を意識することで障害者雇用が促進されるのであればそれは十分にプラスの効果であると言えるかと思います。

しかし、大切なのはそれだけではいことを甲府公共職業安定所の市川所長が語っていらっしゃいます。

「職を求める人が採用される前から仕事に定着できるまでを支援するため、先頭に立って取り組んでいきたい」

そうです、就職ことと同じくらいに仕事を継続できる為の「 定着支援 」が極めて重要なのです。

このnoteでも再三お伝えさせていただいておりますが、

精神障害の方は1年以内に半数以上の方が退職されていく

というデータもあります。

それでは「 定着支援 」において何が最も重要なのか?

私は経験上、適切なジョブマッチングこそがその後の定着において極めて重要だと思っております。

障害者の方が就職しようとする企業において、

仕事内容

職場環境

人間関係

などなど、これらがご本人のご性格や職業適性、障害特性などに合っているかを慎重に見極め上でジョブマッチングしていくことが大切です。

市川所長の目指されている「 定着支援 」がどのような取り組みかは定かではありませんが、是非このような視点を持って取り組んでいただけたら嬉しいです。

今回の甲府市の取り組みをきっかけに、是非全国で「 定着支援 」をより強化する取り組みが広がることを願っております!!

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