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【障害者雇用・助成金ニュース】ピーチ、障がい者雇用で表彰 府ハートフル企業顕彰、「ほなやろ課」評価

こんばんは、伊藤です。

さて今夜は航空機の障害者雇用の素晴らしい取り組みに関するニュースをお届けします。

航空会社であるピーチ・アビエーション(APJ/MM)が、「障がい者を雇用する企業を大阪府が表彰する ハートフル企業チャレンジ応援賞 」を受賞しました。

航空会社としては初のようですね。おめでとうございます!

表彰の理由がコチラです。

ピーチが障がい者雇用に向けた作成した採用パッケージを一例に挙げた。選考基準を明確化したもので、採用担当者の不安や不明確さが解消されたことを評価した。

「 選考基準を明確化した 」ことが最大の理由のようですが、それによるメリットについて考えていきましょう。

これはあくまでも私の考えですが、「 採用担当者の不安や不明確さ 」として大きいのがやはり「 採用した方がすぐに離職してしまわないか 」という不安かと思います。

「 精神障害者の1年以内の離職率は約50% 」と言われているおり、確かに統計的には離職率の高さは課題であると言えます。

※参考資料

こういった背景の中、人事担当者の方が採用を決めた障害者の方が早期で退職してしまった場合は、その人事担当の方がお辛い立場になってしまう可能性も否定できません。

そんな中、ニュース内で詳細な内容までは触れられておらず、これは私の憶測ではありますが、恐らくピーチ・アビエーションは過去に採用した障害者の方の採用時の様子(健康状態など)と職場への定着率の統計を取って、その結果を選考の際の「 採用パッケージ 」に落とし込んでいったのではないかと思います。

こうして明確な選考基準が示されれば、採用担当者の方の不安や不明確さも解消され、何よりも定着率の改善にも効果があるのではないかと思います。

もしこの「 採用パッケージ 」のノウハウが他の企業にも伝播されたら、全国の障害者雇用の定着率が向上しそうですね。

今後もピーチ・アビエーションの障害者雇用の取り組みには要注目です!!

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