【障害者雇用・助成金ニュース】障害者自立へ農福連携事業 就業者を育て地域貢献 NPO法人理事長/茶山暁志氏【本音インタビュー】
皆さんこんばんは、伊藤です。
本日から1週間お仕事がスタートの方も多いかと思いますが、今週も張り切っていきましょう!
さて、本日は農福連携に関する記事です。
知的障害者向けにサッカーなどスポーツスクールを運営しているNPO法人が農福連携を始めたとのことで、早速ニュースを解説していきたいと思います。
まずサッカーなどスポーツを軸に知的障害者の方への支援をされてきたことは、とても素晴らしい取り組みであると思います。
私も知的障害者施設で働いた頃は施設内でご利用者様向けにソフトボール部や陸上部などのスポーツクラブがありました。
知的障害者の方にとってスポーツに取り組むメリットは、
① ストレスの解消
② 体力の維持・増強
③ 他者とコミュニケーションやチームワークを覚える場となる
など、多々あるかと思います。
そしてここに挙げたメリットは実は農業にも共通する内容かと思います。
こういったスポーツ事業で培ったノウハウは必ず農福連携事業にもいきそうですね。
そして、ニュース内の特に代表の茶山氏のこのお言葉がとても印象的です。
いつかここを去り、別の企業に就職した時に、『この子たちなら任せて大丈夫』と思ってもらえるような、どこへ行っても活躍できる人になってほしい。
農福連携にも2つのパターンがあると私は思っています。
(1) 障害者の方の永続的な就労場としての役割
(2) 障害者の方が他の企業に就く為の就労支援的な役割
茶山氏は(2)の重要性について言及されています。
障害者の方が農業に従事するということは作業能力や仕事への意欲の向上、チームワークなどの習得など、就職に必要なスキルを習得する上でも極めて効果的な就労支援のばであると言えるかと思います。
もちろん、上記の(1)と(2)は完全に分かれておらず混在するケースも多いかとは思いますが、今後の農福連携は双方の視点を持って運営していくことが極めて重要であると思います。
今回の農福連携の取り組みが、スポーツスクールに負けないぐらいの事業に成長することを期待しております!!
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