デザイナーとしての就職を考えていた1年前の僕へ。僕はエンジニアになりました。
約1年前、以下のような記事を書いていました。
ここでは結論としてデザイナーになりたいと書かれています。
でも実際になったのはエンジニアです。
デザイナーとエンジニアというところにポイントを当てながら、この1年の就職活動を振り返っていきたいと思います。
デザイナーかエンジニアのどちらで就職活動をしようか迷っているような方の参考になればなと思います。
1年前を振り返る
箇条書きでまとめると以下のような状態でした。
普段やってるチーム開発では自分がデザインをして、それをコードに落とし込むということをしていた。
デザインとエンジニアリングどっちも好きだけど、自分がデザインしたもののコードを書いてるのが好き?
UIデザインであったり、UXデザインももちろん好きで、作品をアピールするための画像の作成とかそういったこともとても好き
プロダクトの価値を最大限に高めることが好き
こういったことを考えていたため、1年前の時点ではデザイナーとしての就職活動も考えていました。
いろいろな方と話すうちに見えてきたこと
「デザイナーとしての就職活動を考えていた」とありましたが、完全にデザイナーになると決め切れていない状態でした。そういう中でインターン選考を通して、いろいろなポジションにいる方とお話しさせていただきました。
話す中で見えてくるものがたくさんありました。
自分がデザインしたもののコードを書くのが好きというよりは、自分が深く理解しているプロダクトのコードを書くのが好き。
これは最初に感じたことで、「自分がUIデザインしていなくても、そのサービス・プロダクトのことをしっかり自分事として捉える環境」があればいいんだと感じました。しっかりとプロダクトに向き合う時間が自分にとって大切なものだと感じ、コードを書くこともとても好きだったのでそこでまたエンジニアという職も考え始めるようになりました。
エンジニアリングもデザインも、どっちもやりたい。
この問いを解決するために、「エンジニアリングにもデザインにも興味があるエンジニア」の方とよくお話しさせていただきました。
「なぜエンジニアなんですか?」
このように率直に聞かせてもらうことが多く、次のようにお答えいただくことが多かったです。
「デザイナーとして就職してコード書くより、エンジニアとして就職してデザインする方が実現できそう」
これには僕も「たしかに…」となったのを覚えています。これがエンジニア就職に決め切る大きな理由でした。
いざエンジニアとしての就職活動
エンジニアに決め切りましたが、就職活動における軸はデザイナーを考えていた時と共通する部分も多くありました。実際に就職活動で使っていた軸の1つをそのまま紹介します。
このようにデザイナーを考えていた時の「プロダクトの価値を最大限に高めることが好き」というのは就職活動をしていたときも、今もなお自分にとって大切なポイントです。
1年前と思い描いた職種は違いますが、自分が大切に思っていることは実現できる環境で働けると思っています。エンジニアという立場でプロダクト・サービスの価値を最大限に高めて、ユーザーに提供するということを意識しながら働いていけたらなと思います。
おわりに
ざっくり自分の就職活動を書かせていただきました。こういった悩みを持たれている方に是非やってほしいことを以下に軽く書かせていただきます。
両職種のインターンシップへ行く
これはとても大事だと思っていて、僕はサマーインターンでデザイナーとして3日間のもの、エンジニアとして2日間のものと2週間のものに参加させていただきました。
実際に体験してみることや、それぞれの職種を目指す学生と話すことで自分の考えがより深まるきっかけになると思います。
カジュアル面談を多く組んでもらう
上のインターンに共通するものもありますが、いろいろな方のお話を聞いて自分に当てはめてみたりするのが一番だと思っています。
「デザイナーとエンジニアで迷っていたけどエンジニアになった方」や、その逆の「デザイナーとエンジニアで迷っていたけどデザイナーになった方」など自分に似た立場な方と多くお話しすることで自分の考えがより明確になると思います。
また、「自分もエンジニアかデザイナーで迷っていて、ちょっと話聞きたい」等あればお気軽に連絡ください!
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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