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時間とはお金が形を変えたもの。「新卒3年目」が会社の経営戦略に携わって感じた備忘録

お陰様で会社の規模も大きくなり、
経営層として携わっている中で、
感じた事を簡単にお話しします。

経営というのは
つきつめると何をしているのか?

結論から言うと

「最小の投資で最大のリターンを得る」

ということをしているわけです。
リターン(利益)を得るためには、
投資はワンセットになります。

そして投資には2種類あります。

「お金の投資」「時間の投資」です。
どれだけの「お金」
もしくは「時間」の投資をして
どれだけのリターンを得るか。

では、お金の投資とは
どういうものがあるでしょうか?
会社側からみたら最大の投資は人になります。

いわゆる人件費です。

世の中のほとんどの会社において
最も投資金額が大きいのが人件費になります。
仮に新卒入社したメンバーが
60歳まで働くことを前提とした場合、
会社は1人採用するごとに

約2~4億円の投資を意思決定していることになります。
(年収500~1000万円×勤続40年)

それ以外となると、
システム開発や外部サービス利用の開発等々

重要なのはそれによってどれだけのリターンが得られるかです。

また時間も大事な投資の1つです。
時間は1日24時間と設定されています。

これはどれだけの権力者でも、
大富豪であっても、
どれだけ努力してもどうしようもならない、
世界共通のルールです。

時間は無限にはありません。有限です。

その限られたルール(時間)の中で、
会社や自分の時間をどこに投資すれば
最大のリターンを得られるのか、
といった時間対効果という概念はとても重要です。

先日、入社式を執り行いました。
会社が人材への投資という意味で
10名の新卒が入社ことを計算すると
20億~40億の投資となります。
さらに、既存社員が研修する、
いわゆる時間の投資をするとなると、
とてつもない金額になるのです。

なかなか新卒採用ができる会社が
少ないのはこれが理由です。

新卒の皆様は期待を背負ってますし、
先輩が教えた時間に対して
リターンを返さなければなりません。

また、時間は皆共通であるならば、
人が休んでいる時間、どう使うのか。

コロナで休みを命じられて
ぼさっと過ごしているのか。
できることを考えて行動するのか。

この投資思考でもって行動していけば
皆さんの未来は変わるものになるはずです。

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