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2022年5月の記事一覧
対話5-B 「女性はどうすべき?」とは(石田月美)
二村ヒトシさま
私の生意気な書簡に対し、いつも丁寧にご返答頂き痛み入ります。私の文章が二村さんのおかげで解体され、よりわかりやすくなり嬉しく思っております。
と、二村さんからご提言を頂きましたので、今回はそのことについて考えていきたいと思います。
べき思考の罠実は、私は今まで書いてきた原稿の中で「〜べき」という表現を使ったことがありません。なぜなら、「〜べき」という言い回しの裏に「正義」の圧
対話5-A 男性がすべきこと(二村ヒトシ)
石田月美さま
小さな主語こと「かつてあった愛嬌を失った男」とは、もちろん精神肉体あらゆる部位において日に日に老いを自覚していく僕自身のことなんですが、そんな僕がどうしたら愛されるのかという自分ばっかり見ている切迫した問いは一蹴され、より多くの男性読者に役に立ちもちろん僕にも完全に役に立つ「シスヘテ男性が女性から愛してもらうためには」に関するアドバイスを月美さんからいただきました。ありがとうござい
対話4-B 自分ばっかり見ていないで相手のことをよく見てください(石田月美)
二村ヒトシさま
二村さん、本当にありがとうございます。どんどん「心の穴」の解像度も上がり、また「心の穴」のロジックが進化を遂げているように感じています。それを間近で目撃することが出来、嬉しくもありスリリングでもあります。アップデートされた「心の穴」はどこに辿り着くのか、今から楽しみです。
今回の書簡で二村さんから頂いたご質問は「かつてあった愛嬌を失った男は、女性から愛してもらうために、どうやっ
対話4-A 中年や初老の男性が愛を伝える方法について教えてください(二村ヒトシ)
前回、「心の穴っていう言葉が大きすぎてまずいのは、三つのことをまぜこぜにしちゃってるからだ」と書きました。
まぜこぜにしてしまった三つとは、下記です。
心の穴ができた原因
心の穴(と二村が名づけたもの)→ 感情や欲望の「くせ」、無意識に抱いてしまっている信念
心の穴が生むもの → 無意識の信念によって、ついやってしまう「当人にとって良いこと」と「当人にとって悪いこと」
ご指摘を受けて、こ