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Netflixオリジナル作品 観たものの記録 その4

アカデミー賞の時期になると想うことがあります。たまには作品賞を受賞した過去10年か20年分ほどの映画の中から、グランドチャンピオン的な作品を選んでほしいのですね。盛り上がると思うのは私だけでしょうか。

「ナルコス」

シーズン1 全10話
シーズン2 全10話
シーズン3 全10話
Ultra HD 4K

[あらすじ]
南米コロンビアに実在した麻薬カルテルの大物パブロ・エスコバル。支配し儲ける、神から与えられたその才能に希望を与えたとき、ほにゃららほにゃらほほりゃにゃら。
こういうのスッと出てこないですねー、難しー。
まあ、こんなの気取ったところで、このエスコバルのおいちゃんには敵わんのです。

関西弁でいう「えげつないわー」がえげつないほど訪れまして、パブロ・エスコバルこと賑かビール腹おじさんの思いきった行いの数々は、ちょっとは脚色であってほしいと切に願いながら観賞しておりました。
「ワイの入る刑務所はワイが自分で建てたるんや、内装も任せてくれや」という実話は何となく知っていましたけど、実際映像にして見るとドラマとはいえ、えげつなさに更にパワーを与えております。バリえげつないです。

そして、最大の見所はやはり役者さんたちの顔。悪側の本物感が、どこから連れて来なさったのね、現役じゃなかとね?と思わず疑ってしまう人相。本当に役者なのかWikipediaで調べたくなるほどの演技力。
この面構えだけでも見る価値のあるドラマです。

勿論、映像の迫力も作り込みも、Netflixはお金持ちなのだね、と説得力あり。カルテルに支配されながらも生き続ける街並み、熱湯から氷を造るような独特の空気、路地裏に潜むささやかな殺気までも画面からヒリヒリヒリリと伝わってきます。

犯罪ドラマはたくさん作られてますが、ここまで、ありとあらゆるとこまで行き届いたものはこの作品以外ないのでは?と一話ごとに想いが募ります。

本物の極悪人の犯罪現場を見に行くのはちょっと気が退けると諦めていた方にはピッタリかもしれません。自宅で、限りなく極悪人たち、に囲まれながら夢のような時間をお楽しみ下さい。

Netflexで『ナルコス』をチェックする
https://www.netflix.com/jp/title/80025172

ダンディー捜査官がんばれ~

「ナルコス メキシコ編」

シーズン1 全10話

心の準備が整ったら観ます。怖いですからね、絶対。

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