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消防官(消防士)採用試験・作文論文頻出テーマ例【小論文.comの受験情報】  

 消防官採用試験では小論文が課されることが多く、対策は欠かせません。この記事では、消防官採用試験の小論文の頻出テーマについて、過去の各自治体の出題を例に挙げてご紹介していきます。

 なお消防官になるための進路、適性、学校選び、試験内容については下記の記事でお話ししていますので、ご興味のある方はぜひご覧ください。



【1】 東京消防庁  

 東京消防庁の過去の小論文テーマはこちらです。

 あなたの専門分野の見地から消防の課題と解決策について述べよ。(消防官・専門系 令和4年度)

東京消防庁

 都民から信頼される消防官となるためにあなたが実践することを具体的に述べよ。(消防官・Ⅰ類1回目 令和4年度)

東京消防庁

 今後の社会情勢をふまえ質の高い行政サービスを提供するために、消防官としてあなたが取り組むことを述べよ。(消防官・Ⅰ類2回目 令和4年度)

東京消防庁

 東京消防庁の職員として、10年後のあなたがどんな成長を遂げているか述べなさい。(消防官・Ⅲ類 令和4年度)

東京消防庁

 課題文は短いですが、あらかじめしっかりと対策を行っていなければつまずいてしまうテーマとなっていますね。表面上の誰でも書ける薄い内容ではなく、自身をアピールできるように自分の考えをきちんと述べることが大切です。


【2】 横浜市  

 横浜市の過去の小論文テーマはこちらです。

 市民及び横浜を訪れる人の安全・安心を守る消防職員は、業務を遂行するうえで規律を守る必要があり、高い協調性が求められています。そこで「組織」におけるチームワークの重要性と、なぜ「組織」にはルールが存在し守らなければならないのか、今までの経験を踏まえて書きなさい。(令和4年度)

横浜市

 近年、本市でも風水害により大きな被害が発生していることを踏まえ、風水害による被害を未然に防除し、かつ、発生した際の被害を軽減するために消防職員が市民から期待されていることは何か、あなたの考えを具体的に述べなさい。(令和3年度)

横浜市

 消防職員が市民から求められる役割は何だと思いますか。また、その役割を果たすために、あなたの強みがどう生かせるか述べなさい。(令和2年度)

横浜市

 消防職員の業務を遂行するうえでの課題や役割について自分の考え方を述べる問題が多く出題されています。問われている課題と自身の考えをきちんと整理したうえで、その両方をわかりやすく述べなければなりません。


【3】 大阪市  

 大阪市の過去の小論文テーマはこちらです。

 今後発生が危惧される南海トラフ巨大地震や風水害等の大規模災害に対応していくためには、公助だけでは全ての災害に対応することは困難であり、地域住民の自助・共助が重要となる。地域住民の自助・共助意識を高めるためには、市民への啓発活動として、具体的にどのような取組が効果的かあなたの考えを述べなさい。(消防吏員A 令和5年度)

大阪市

 高齢化の進展等により、大阪市の直近5年間の住宅火災で亡くなられた方の7割以上が高齢者(65 歳以上)であった。「高齢社会に対応した防火対策」として、予防啓発の推進等がより重要となるが、具体的にどのような取組が効果的かあなたの考えを述べなさい。(消防吏員B 令和5年度)

大阪市

 昨今の課題に対して、自分自身が考える取り組みを述べる課題です。日頃から関連の時事ネタにアンテナを張っておかなければ即興で答えることは難しいでしょう。さらに大阪市で実施すると効果的だと考える取り組みを述べるものですから、他の自治体と比較してどうなのかなどの知識も必要になってきますね。


【4】 消防官採用試験・作文論文対策  

  他の自治体では、志望する市の魅力、防災対策・危機発生時対策・事後対策、社会人としての心構え、地域・住民主体の地域防災力の向上についてなど、さまざまな分野から出題されています。志望する自治体の傾向を掴み、練習を重ねてしっかりと対策を行いましょう。

 消防官採用試験の小論文の書き方がわからない方のための小論文対策については、下記の記事でお話ししております。ぜひご覧ください。


【5】小論文.comでの対策  

 小論文.comでは消防官の就職試験でよくみられる、小論文・志望理由書・活動報告書・面接など、すべてにおいてきめ細やかな対策を行なっています。これらの対策はすべて「これ」といった唯一絶対的な正解がないものですから、自分1人で悩み続けるのではなく、是非一緒に対策を進めてまいりましょう。

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