ゼミでトドメを刺されました^-^;

今日は、なかなか刺激的なコトがありました。

というのも、午後からゼミがあったのです。

自分は社会保障法を取り扱うゼミに所属しています。

普段は判例を分析して、その判示に対して賛成・反対に分かれて、

主に討論に時間をめいっぱい割いて、

際どい質問をしたり・されたりで中々タフな分、

自分の知識不足や論理的な思考の未熟さとか諸々を自覚するので、ヘこむ時もありますが、充実した時間です。

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去年からこんな感じで進めてきたわけですが、

現在、先生の意向で、”質問強化ウィーク”なるものに取り組んでいます。

賛成・反対の意見を聞いた傍から、

発表の中にあるのかも分からない穴(質問できそうな説明不足や辻褄があってないこと等)を見つけ出すって、ムズかしくないですか!?

自分は、ホントに苦手です^-^;  

それでも、質問無し⇨あなたの発表には興味なかったよ~、と思ってほしくないのです。

これは英語学習をしていて嫌という程に指導されたり、実際に自分が発表したときに質問がないのも寂しく感じるのは体験したから。

なにかせめて1つ質問をしたい、自分の成長のためにも、相手のためにもなるのだから、やる価値はあるのは分かっています。でも、ムズかしい…

発表の穴を血眼で探すことに集中していたら、いつのまにか相手の意見を批判して攻撃するような態勢に入ってしまうのも、本当に反省モノ。

教授も、あくまで対話が目的なのだからと言っているにもかかわらず、

自分の知っていることをペラペラ話して終わり、

今日なんて相手に質問をするはずが、

論理的で幅広い視野と知識を持ってして、鋭い質問を!!!。と思っていたのに、

話してる途中で自己完結して、

”やっぱり○○さんの意見に賛成しますわ笑”。と結局質問ないんかい!みたいなグダグダになって終わりました。

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その一方で、


ゼミ生の中に、毎回その場の空気をぶった切るような鋭い質問をする学生がいるのです。

彼女の質問は、自分は頭を抱えて質問を考えているにも関わらず、

文字通り、空気を切り裂くような的確かつ、そこは盲点だった!一本取られた!みたいにアッと言わせるような質問なのです(語彙力。。。

例えば、

今日のゼミでは「寿都町が核ゴミの受入調査(正確には文献調査)申請を行った」ということについて、

発表者は、「住民の意見を聞かないで、先に申請を行ったのは好ましくない。でも、他の自治体がやってないことを率先してやっている。今後、核ゴミを受け入れる自治体のロールモデルになるから、支持する(こんなかんじだったかな?)」と支持する立場を示しました。

それに対し彼女は、

「率先してやるのが、いいんですか?」


なるほど…やられた……たしかに…と思いました^-^;

なんでしょう、率先してやる⇨他の団体のロールモデルになる。

↑これって(少なくとも自分には)、

彼女の指摘を聞くまでは、違和感を感じませんでしたし、すんなり頭の中に入ってきました。

でも、必ずしもロールモデルになるとは限りませんし、

突き詰めると「だれもやってないから、とりあえず率先してやったんだしいいよね!」みたいな解釈も、この時の発表を聞くとできるよなと思いました。

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極めつけは。。。


その頭がキレる彼女も今日発表したんですね。

テーマは”人はなぜペットを買うのか?”

発表自体も、悔しい位に論理的かつ聞き手の笑いも得るような(実際見事に得ました)展開でした。(今思い出して悔しくなる綺麗な文体とカッコイイ論理展開

そして、なんとかヤナギは質問してやろうと思い、

テーマに対して、事前に調べ物をしてきました。

過去に、飼い犬が道路に飛び出して、それを避けようとした自動車の運転手が事故に遭い、その犬の飼い主が300万の支払義務を受けた。という事例を見つけたのです。

加えて、発表者の彼女はワンちゃんを買っていたので、

ペットが他人に与える被害と結びつけて、飼い主としてペットに対する責任の感じ方について質問をしました。

とはいっても、そんな複雑な質問はできませんでした。

結局、ペットの散歩をする時にヒヤッとした経験はあったか?とか

同じ飼い主という立場で、ペットの糞を処理しない飼い主に対して重い罰金を課すべきか?など。

まぁ、そうくるよねみたいな回答をされて、

苦し紛れに自分は、

”結局、依存とか愛着持っても、いずれ亡くなってしまうんだし、ペットは飼いたくないなぁ^-^; ”、とコメントして終えました。

そしたら、なんとそれに切り返してきたのです。。

なんと言って切り返してきたと思いますか?

その返しが、こちら ↓

”それじゃあ、ここにいるゼミ生も同じでは?”


勘違いしてほしくないのが、勿論これは笑いながらいっているのと、これを彼女が言った瞬間、ゼミ室はドッと笑いがおこったので、場の雰囲気はとても和やかです。

でも、自分にとっては、

最後の断末魔で”ペットいらないかな”と絞りに絞り出した、最後の苦し紛れのコメントだったので、

文字通り、トドメをさされた感覚でした…

議論に勝ち負けや、トドメをさされたとか、ゼミの活動の趣旨をはき違えてる感じもしますが、こんなに交流ができる機会はなかなかないので、楽しませてもらっています。

その一方で、勝った負けたで楽しんで満足ではレベルアップできないので、

彼女や他の学生の質問や発表をマネたり、参考にして、次回の討論では+1された質問又は発表をしたいです。

それでは、今日はこの辺で!

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ブログを読んで頂き、ありがとうございます^-^

へばなっ!

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