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【ストーリー】〈書道と私〉未来が変わった!

前回のストーリーでは、書道のお稽古に参加したことで
モヤモヤが消えて気分がすっきりした!とお伝えしました。
今回は、私の字を見て先生がおっしゃった言葉から
自分の可能性に気付き、未来が変わった!というお話です😊

字に個性が出る――
というのはご存じの方も多いと思います。
筆跡鑑定をすれば同一人物の書いた字かどうかの判別はできますし、
筆跡診断もあるように、文字から性格などを読み取ることもできます。
私自身、子どものときから
「元気なのびのびとした字を書く」と言われてきました。
…これは、今も言われます😁

お稽古で半紙の2倍サイズと3倍サイズの紙に書いたときのことです。
初めてのサイズなので、恐る恐る&手探りで書いていたのですが…
先生から「運動得意でしょ?」と言われました。
え???字を見ただけでなぜそれを聞く????
「まぁ、得意と言えるかは分かりませんが
 そつなく、何となくはこなせます…」と答えたら、
「やっぱり。そんな字を書くよね」とのことでした。

また、半切という細長い紙に2-3行の文章を書いたときには
「誌面構成力がある」と言われました。
文字の配置、配列のまとめ方がよいとのことでした。
それまで、私は編集の仕事をしていたので
デザインのチェックは日常業務でした。
そう話すと「だからだね~」と言われました。
当時、自分は仕事ができない…との想いも抱えていたので
これまでやってきたことが身に付いていることを
こんな形で確認できたことに驚くとともに、
やってきたことは無駄ではなく、別の形でも生きていくんだなぁ…
と思った記憶があります。

先生がお稽古の中で、私の良いところや
得意であろうことを指摘してくれたこともあり
私は少しずつ自信を取り戻していきました。
やはり、「会社に行くのを止めたこと」に対して
自分はそんなにも弱かったのか…とショックを受けていたし、
会社に行かないことはダメなことのように感じていたので…。
でも、先生からかけていただく言葉のおかげで

こんな私にもできることがある!
私はこういうことが得意だったのか!
私、こんなこともできるんだ!

と、お稽古の時間は気付きや発見の連続でした。

そして、書道教室に通い始めて半年ほど経った頃、
先生から「教えられるようになりたい?」との言葉をかけられました。

当時の私は、ただ「字がうまくなりたい」と思っていただけなので
<教える>なんて、考えたこともありませんでした。
教えるなんてこと、畏れ多くてできるわけがない…とも思いました。

だから、そのときは正直に「考えたこともない」と答えましたが、
そう言っていただけるということは、先生の中で
「私は教えることができる人間」として見えたということで、
また、指導者としての可能性を見出していただけたということで…
その後、しばらく「私は教えられるようになりたいのだろうか?」と
自問自答を繰り返すことになりました。

それから1年近くかかったでしょうか😅(←長っ💧)
ず~っと先生の言葉を気にしているな…と気付いたとき
「教えられるようになりたいんだな」
「ずっと書道と関わっていたいんだな」
「書道を教えられるようになろう」
そう決心することができました。

会社員には戻れない、会社に属さずに何をしていく??と
頭を悩ませていた私の目の前に
突如として現れた<書道を教えられる人になる>という夢。

目指す未来が、思いもよらなかった方へシフトしていきました🍀

ここから先、またいろいろとあるのですが…
続きは次回以降で!

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▼過去のストーリーはこちらから▼
その3 【ストーリー】〈書道と私〉書道に救われた
その2 【ストーリー】〈書道と私〉筆でカッコよく書きたい!
その1 【ストーリー】<書道と私>幼少期/1日がかりのお稽古へ

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