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【ストーリー】〈書道と私〉筆でカッコよく書きたい!

さて…中学に入ると、すっかり部活に夢中になった私。
私が入ったバレーボール部は、
朝練も午後練習も、土日の練習もしっかりあって
(きつかったけれど、楽しかった☆バレーボールの話はまた後日ww)
忙しい中学生活を送っておりました。

そのため、書道のお稽古がちょっと億劫になっていた。
妹に書いたものを持って行ってもらっていたけれど、
毎週は書いていなかったと思います。
だから、受験勉強が本格化する頃には、書道をやめることにしました。

その後、高校の選択授業で書道はあったものの
やる気にならず、別の科目を選択。
今思うと、やっておけばよかったのですが…
当時は、自分の中でやり尽くした感じがあったんですよね。
中学まで通っていたお教室では、
「特待生」という一番上の級を取得していたし、
もう十分だなぁ。。と思っていた。

そんな私がまた書道をやりたいと思うようになったのは、20代後半かな。
ずっとキレイな字を書けるようになりたい!とは思っていて、
学生時代か、社会人になりたてのころには
○ペンの○子ちゃん…^^;の通信講座を受けたこともあったけれど
筆でカッコよく書けるようになりたいな。。。と
いつのころからか思うようになっていた。
漢字だけではなく、かな文字も書けたらすごくカッコイイ!って。

私は大学で日本史を先行し、ゼミでは古文書を読んでいたんですよね。
で、授業で読む文書の字がきれいで読みやすかったり、
汚くて読みづらい人がいたんです。
公式文書(教科書や資料)といえばは活字。
画一的で、読みやすい、読みにくいとは関係のない
次元のものと思っていました。
が、古文書って、書く人によって読みやすさが違う、個性がある…。
そんな発見があり、字を書いている人に親近感を覚えたんですよね。
中でも読みやすい字にあこがれて、
こんな風に書けるようになりたいと思っていたのかもしれません。

とはいえ、当時は今ほどネットが発達していないので、
書道教室の探し方がわからなかったことと、
仕事が忙しく、お稽古に通う時間を捻出できなかったこともあって
それほど一生懸命に探していませんでした。
「いつかできたらいいなぁ。。」そんな感じでした。

30代も半ばになると、仕事に余裕ができたこともあり
また書道教室を探し始めたけれど、見つかったのは
カルチャーセンターの教室か、少し遠い場所の教室ばかり。
母の友人がお教室を開いていたけれど、やはり遠くて、
しかも平日開催だったから、
仕事を上がってから行くのは現実的ではなかった。

それに、私、どうしてもカルチャーセンターのお教室は嫌だったんです。
ただお教室へ行って、先生のお手本を書くだけ…というのは
おもしろいと思えなかった。
先生の手本を書く=先生のクセを真似る…ということだから、
先生がどんな字を書くのかわからないのも嫌だった。

なんせ、古文書のかっこいい字と、かな文字にあこがれているんで^^;
かっこいい字が書ける先生がよかったし、
「普通」の教室じゃダメだったんですよね。

全然通いたい教室が見つからないまま、
気付けば10年以上が経っていました…。

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その1 【ストーリー】<書道と私>幼少期/1日がかりのお稽古へ

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