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【アメリカ大陸縦断記Day84🇨🇱】アタカマ砂漠の迫力、世界中の旅人との出会い

10月1日からアメリカ大陸を一人旅しています。

刺激的な日々の中で感じたこと・考えたことを一言一句逃すまいと毎日日記を書いています。

12/23(金)

6時にカラマのバスターミナルに到着。降りた瞬間、ひんやりとした空気が体を包む。サン・ペドロ・デ・アタカマに向かうバスを調べると空港から出ているらしい。バスターミナルから空港までは遠いのでどうしようとなり、警備員のおじさんに「サンペドロ行きのバス無い?」と聞くと、「中心の方に行けばバス会社があるから行ってみるといいかも」と言われた。

明るくなったタイミングでバスターミナルを出て歩き出した。乾燥した晴れ、キンと冷たい空気は日本の冬みたいだ。まだ朝早いしバス会社は閉まっているだろうなと期待していなかったが、まさかの営業していて10分後に出るバスのチケットを4000ペソ(約600円)で買うことができた。バスが出発して最初は窓から見える砂漠の写真を撮っていたが、気付いたら寝落ちしていて起きたときにはサンペドロに着いていた。

窓からは広大な砂漠と巨大な風力発電機

バスターミナルにはバスの情報がまとめられていて、ウユニにも直接行けることが分かった。コンパクトな町で旅行代理店やお土産屋が並びザ・観光地という雰囲気。チェックインは15時からなので荷物だけでも置かせてもらうかとホステルに入ると、まさかの部屋に案内してくれてラッキーだった。レセプションスタッフのフェリペはワンピースを観ていて、さらにコロンビア人と言うので秒で仲良くなった。

8人部屋ドミトリー
これまでで一番狭かった

とりあえず荷物を置いて朝ごはんを食べに近くのカフェへ。ケサディーヤとコーヒーで4800ペソ(約720円)と観光地とはいえ高すぎた。一度ホステルに戻りアタカマ砂漠で行きたいスポットを整理してから、ツアーの予約をするために旅行代理店を回った。どこの代理店も値段は大体一緒だが、交渉したり複数のツアーをまとめて予約すると安くなるという感じだった。

最終的にはフェリペが紹介してくれた代理店で16時からのvalle de la lunaツアーを予約した。キャッシングができず、取っておきたかったユーロを渋々両替して水を買っているとあっという間にツアーの集合時間の16時間近になっていたので急いで向かった。

サンペドロの町並み

ツアーは10人ほどで最初こそ全然話さなかったが、バスから降りて歩き始めると自然と会話が弾んだ。リオデジャネイロは天気も人も最高だよと言うブラジル人カップル、日本の製品をトルコに輸出する仕事をしていて何度も日本に来たことのあるトルコ人男性、日本の文化について興味津々で色々尋ねてきた世界一周中のイギリス人とフランス人のカップル、「boludo」という汚い言葉を教えてくれた娘と一緒に来ていたアルゼンチン人のお父さん…色々な国の人とたくさん交流できてとても楽しかった。もちろん景色も壮大で満足度の高いツアーだった。

ツアーの後、ニュージーランド人のカイルとバスの情報を確認するために一緒にバスターミナルへ行き、その後一緒に夜ごはんを食べた。彼は大学院を卒業した後のバケーション期間で、弁護士として働くと言っていた。女の子5人とシェアハウスしていたことや、旅中で何人と寝たか、ニュージーランドと日本での男女の出会い方など女性関係の話題で盛り上がりとても楽しかった。カイルはツアー中ずっと裸足で「なんだこの奇妙な奴は…」という第一印象だったが、たくさん話して意気投合し明日からは自分のホステルに移って来ることになった。

23時すぎにホステルに戻り、シャワーを浴びて日記を書いてから寝た。

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