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【アメリカ大陸縦断記Day85🇨🇱】クリスマスディナーで寿司を作って大好評

10月1日からアメリカ大陸を一人旅しています。

刺激的な日々の中で感じたこと・考えたことを一言一句逃すまいと毎日日記を書いています。

12/24(土)

4時に起きてタティオ間欠泉のツアーへ。眠くて行きの車の中ではずっと寝ていた。到着し車を降りると、ジャケットを着てニット帽をかぶっても尚震えるくらいに寒かった。ツアーの参加者の多くは年齢層が高めの夫婦・カップルだったが、若い女の子がいたので話しかけるとフランス人で久々にフランス語で会話した。湯気が噴き出す様子や乾いた空気の中くっきりと映る山々、湖に生息するフラミンゴなど自然を感じることのできるツアーだったが、寒さと眠さが強くて早く帰りたい気持ちも正直あった。

タティオ間欠泉

11時にサンペドロに戻ると、バスターミナルでウユニ行きのチケットを買った。洗濯物をピックアップした後、旅行会社に行き星空ツアーを探して回り、空のコンディションがいいと予測されている明後日の夜に予約した。

湖にはフラミンゴがたくさんいた

ホステルに戻ると「今日はクリスマスイブだからみんなでそれぞれの国の料理を作ろう」となり、カイルが「Sho!一緒に寿司作ろうぜ!」と言ってきた。他のゲストからも「寿司めっちゃ好きなんだよ!超楽しみにしてるね!」と言われてあっという間にハードルが上がってしまったが、最後に寿司を作ったのはフランスにいた4年前で作り方も覚えていないし、期待に応えられないんじゃないかとナーバスになっていた。

海苔や具材が無くて寿司を諦めざるを得ない状況を期待していたものの、スーパーに行くと海苔と寿司用のお米、そして寿司を巻くための道具まで売られていて「これはもうやらなきゃいけないってことだな…」と現実を受け止めた。生魚は売っていなかったので具材としてツナ缶、卵、きゅうり、アボカドを買った。

サングリアを準備中

ホステルに戻るとさっそく調理開始。鍋でお米を炊いた後、お酢・砂糖・塩を混ぜて酢飯を作る。ここが最も大事なプロセスだったが、調べながら進めてなんとかいい感じにできた。具材を用意して巻いて切るといい感じにできてどんどん楽しくなった。

絵を描いているときのように没頭していた

「俺とShoは兄弟で一緒に寿司を作っているんだ!」とカイルが他のゲストに嬉しそうに話していたことや、通りがかりに「すげー!食べてみていい?」と声をかけてくれて食べてもらうと「めっちゃ美味しい!」と言ってくれたことがとても嬉しかった。

カイルはめちゃくちゃ楽しんでた

テーブルにはシャクシュカ、トルティージャ、パスタ、サングリアなど世界各地の料理が並びとてもカラフルだった。アニメが好きなスロバキア人のビクトルと日本について色々話して盛り上がったり、パタゴニアに1ヶ月半滞在していたトレッキングガチ勢のドイツ人のセバスチャンにパタゴニアについて色々聞いたりと、おいしい料理を食べながら会話を楽しんだ。

世界中の料理が並ぶ

ごはんの後は各々が必要ないものを1つボックスに入れて、プレゼント交換会を行った。くじで順番を決めてプレゼントを選んでいくが、3人目の所有者に渡るまではすでに誰かが選んだプレゼントを後の人が横取りしても良いというルールがあってとても楽しかった(ちなみに自分は最初にUNOをゲットするも奪われ、次にゲットしたマンゴーと蚊除けも奪われ、最終的にはキャンディをゲットした笑)。

プレゼント交換会

深夜になると貸切のフロアスペースに行き音楽と踊りを楽しんだ。別のホステルに宿泊しているが一緒にクリスマスパーティーをやったスタンとマフゴウのベルギー人カップルに「何年付き合ってるの?」と聞くと「10年」と言うのでびっくりして、2人とも若く見えるので年齢を聞くと自分と同じ25歳というのでさらにびっくりした。

音楽がレゲトンばかりで単調だったし疲れていたので4時ごろにホステルに帰った。起きてから24時間以上経っていて、朝のツアーが同じ日の出来事なのが不思議に感じるくらい長い1日だった。

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