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【アダルトチルドレン】うちはサスケのプロフィールを見ていこう

こんにちはSHOです。僕のnoteを読んで頂きありがとうございます。

今回の投稿はシリーズ化していく予定ですが、その前に具体例を挙げて話をしていきたいなと思っています。

テーマは【AC(アダルトチルドレン)】についてです。

「アダルトチルドレンとは何か?」というのはシリーズ化していったら話をしていきます。

アダルトチルドレンについて話をしていく理由は「HSP」との違いをしっかりとお伝えしたいというのがあります。

最近「自称HSP」の人が多い気がします。HSPは世間にも認知されてきたから、繊細で生きづらさを感じている自分はHSPなんだとか思う人が多いのかなって思ったりするんです。

厳密に言えば、HSPとACは違います。

確かに先天的にHSPの要素を持っている人もいるのでしょうが、育ってきた環境が原因で後天的にHSPの特徴を持ってしまっている人もいるはずです。このような人はHSPと別の括りで扱うべきかと考えます。

じゃあ何なのか?という話なのですが、そこで「アダルトチルドレン」なのです。

話を始めると専門性が高くなるので、今回は漫画・アニメのキャラクターとして典型的なアダルトチルドレンがいますので、彼のプロフィールを具体例としてまとめていきます。

NARUTOに出てくる準主役ともいってもいいキャラクターである

【うちはサスケ】です。

ネットから拝借してきた画像なのですが、これはまだ連載中の漫画「BORUTO」でのサスケですかね。

NARUTOを読んだことがない人からすれば、これからの話は入ってきにくいかもしれませんが、後ほど音声配信でも収録したのを載せたいと思っていますので、何もない状態で「あーこういうキャラなんだ」くらいでまっさらの状態で読み進めて頂けると幸いです。

といったところでしょうか。

○うちはサスケについて

サスケは「うちは」という一族の末裔になります。NARUTOの中には「うちは○○○」というキャラクターがたくさん出てきますが、その中の1人だと思って頂きたいです。

サスケのお父さん、お母さんは兄のイタチに殺されています。

イタチは里の上層部の命令でうちは一族全員を抹殺してしまうんです。自分の父と母をも手にかけてしまいます。

サスケは自らのすべてを奪った兄イタチを葬ることを使命として、自分の命をも賭す覚悟をし自ら「復讐者」と名乗っていました。

じゃあ、最初からサスケはイタチのことを憎んでいたのか?という話ですが、そうではなくてサスケはイタチのことが大好きだったのです。

イタチはとにかく優秀だったので、成績も良かったし忍術などにも長けていました。

父もイタチのことを「さすが俺の息子だ」と誉めます。サスケも同じように父に誉められたかったのですが、イタチのように術をうまくできないので簡単に誉めてくれません。

当然イタチにも誉められたくて、修行をつけてほしいとお願いするのですが「許せサスケ、また今度だ」みたいなことを言ってあまり構ってもらえません。

簡潔に申し上げると、サスケの幼少期は
・名門家系ゆえに親は優秀な兄イタチを贔屓していた
・サスケは自分があまり親から愛情を受けていないと思っていた
・親にも兄にももっともっと自分のことを認めて欲しかった
といった感じで、若干かわいそうな感じで育っていきます。

そして、ある日うちは一族がクーデターを起こそうとしていることを里の上層部が察知し、上層部の命令でイタチが弟サスケには絶対に手を出さないという約束を引き換えにうちは一族を全員抹殺するという事件を起こします。

その姿をサスケが目の当たりにします。この事件をきっかけにして、自分の全てを奪った兄イタチを憎み、復讐を誓うのです。(実際はイタチはサスケだけは守りたくて起こした行動なんだけど、当時のサスケはそれを知らない)


家族を亡くし、サスケは天涯孤独な境遇で育っていくことになります。それでも、元々持っていた才能がゆえに成績は優秀、主人公のナルトとは対照的に多くの人を惹きつける魅力は持っていました。ルックスもいいので女性からもめっちゃモテます。

しかし、本人は復讐(兄のイタチを殺すこと)しか頭にないため周囲に取り巻く人間たちには露ほどの興味も示しません。1人でいることが多かったのです。

ちなみに主人公のナルトも天涯孤独で育っています。ナルトの場合は生まれた日に両親が亡くなっていますので、親の愛情を一度も感じることなく育っていきます。なので、ナルトを疎ましく思いつつ、孤独な境遇については共感を示しています。


物語が進み、兄イタチと再会することがあったのですが、その時にはイタチにボッコボコにされてしまいます。そして、主人公ナルトとも自分の力を確かめるために戦いを挑むも、ナルトとの差を感じさらに劣等感を感じます。

その結果、このままでは復讐を果たせないということで里を抜けてしまいます。止めに入った仲間を気絶させ強引に出ていってしまうんです。

その後どうなるかというと「大蛇丸(おろちまる)」というキャラのもとで修行を積んで強くなります。とにかくイタチを殺せるのであれば、どんな形であっても強くなれたら良かったのです。


それから物語が進み、再度イタチと戦うことになりますが、この時に瀕死になりながらもイタチを倒します。

自らの手で復讐を果たしたのですが、「トビ」と名乗る仮面の男から「イタチの真実」を聞かされます。

上でも書きましたが、イタチは里の命令で行動していたんです。うちは一族は全員抹殺できても、弟のサスケだけは殺すことができなかったことなども聴かされます。

それを聴いてサスケは兄イタチを殺してしまった後悔とともに、兄イタチにとんでもないことをさせた里の上層部たちを憎むようになり、今度は里を潰すというような考えに変わっていきます。


その後再びナルトと対峙した際には、里を潰す前にナルトと決着をつけないといけないと誓います。

とにかく、自分が1人で何とかする、自分を中心にした世界に変えると考えたりとにかくプライドが高いところがあり簡単に他人を認めません。

最終的にナルトと戦うことになるのですが、その戦いでナルトに敗れます。

この戦いでサスケは左手を失う重傷を負います。それと同じようにナルトも右腕を失う重傷を負うのですが、親友として自身を気にかけるナルトの思いを痛感し、心が折れたこともあり自身の敗北を認め、紆余曲折を得てナルトと和解します。かつては傷つけた仲間にも謝罪し、ここで自らの憎しみに終止符を打つことになります。

○まとめ

以上、ざっくりではありますがサスケについてまとめてきました。

ポイントとしては
・幼少期に両親からしっかりとした愛情を注がれてこなかった
・だから必死で生き抜いてきた、その自負心がある
・基本1人、孤独、コミュニケーション能力は高くない
・才能があることが多く、頭脳明晰のケースも多い
・自分がNo.1になるんだというプライド
・強さを手に入れるためなら何でもやる
・最終的には自分と向き合い己の弱さを認める

といったところでしょうか。

これと似ているキャラクターが他の漫画にいます。

ドラゴンボールのベジータです。彼の場合は幼少期があまり描かれていませんが、その他は該当するのではないでしょうか。

どちらとも、彼の近くにいる存在によって自分と向き合い、今の自分を受け入れることができるようになっています。これがアダルトチルドレンを克服するポイントなのです。


今回はアダルトチルドレンの具体例についてお伝えいたしました。

ここまで読んで頂きありがとうございました。

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