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20代のうちに習慣化したい「7つの考え方」

うちの若手社員に必ず教えている、20代のうちに習慣化してほしい「7つの考え方」があります。思考の基礎にしてほしい「考え方」です。今回はその、ビジネスパーソンにとって、めちゃくちゃ大事な思考法を7つ紹介します。

当たり前ですが。同じ仕事を依頼しても、アウトプット(成果物)は人によって変わります。修正が必要ない完璧なものもあれば、修正だらけのものもあります。同じ仕事をしてきた同期でも、差はでます。

◆なぜ、差が出るのか

アウトプット(成果)の差は、思考法から出ると言ってもいい。考え方による差なんです。さらに言うと、この考え方の違いが、少しずつ積み重なり、数年後には大きなアウトプットの差となって現れます。

若手社員に仕事をお願いして、出てきた成果物に対して、修正箇所などアドバイスするんですけど。指摘するのは、たいてい、この7つの考え方のどれかが抜けてる、不足している部分です。

今回の7つの思考法。20代のうちにしっかり教えてもらっていればいいのですが、上司に恵まれず、学べずに30代になる方もいます。早いうちに覚えておけば、今からでも遅くありません。年齢問わず、抜け漏れがないか、「基本の考え方7つ」是非チェックしてください。


① 深く考える。

これは私が口癖のように言ってる『深掘り』です。『思考のダイブ』です。トヨタの「なぜを繰り返す」と同じですね。私も新卒時代に何度も言われました笑。

「なぜ〇〇は起きたのか」
「なぜそうなったのか」
「なぜそんなことを言ったのか」
「これは何を意味するのか」
「このあとどうなるのか」
「何のためにやるのか」

事象の本質を見抜くために、深掘りは必要です。最低2回は深掘りしましょう。深掘りして出てきた答えこそが、「本質」、もしくは「結論」に密接につながっていくものです。

深掘りしてるかどうかは、アウトプットを見ればすぐわかります。考えの浅さが浮き彫りになってますから。深く深く潜ってください。

ちなみに弊社のコアバリューのひとつに、
『常に考える考える。そして行動する』というものがあります。これは、まさに深く深く考えてほしいという想いが込められてます。

② 未来を考える。

意外と未来を考えるって、できていない人多いです。だからこそ、1手先、2手先、3手先を考えられる人は強い。行き当たりばったりでは駄目です。

「〇〇をやると、どうなるのか」「どんな反応が起きるのか」
このあと良い未来につながるのか、考えてみる。悪い反応が起きることも想定して、対処法も考えておく。

未来に備えることは、仕事を進めるうえでとても重要です。行き当たりばったりでやっていては、対応が後手後手になります。前もって予測できていれば、被害を最小限に抑えることもできるでしょう。

(1)最高の結果が出たときの対処法。
(2)最悪の結果が出たときの対処法。
(3)それと一番確率が高い結果の対処法。
この3つを私はよく考えます。

③ 結論を考える。

社会人になって、注意されるナンバーワンじゃないでしょうか。「結論は何?」「結論から言ってみて」と、私もさんざん注意されました笑。

上司に報告をするときは、結論から話す。忙しい上司は、まずは結論を聞きたいからです。だいたいの上司は、仕事を依頼した時点で、工程も結果もある程度予測しています。だから結論を聞けば、全体像を把握できます。わからない部分、気になる部分は、そのあとちゃんと質問してきますから。

「結論は何か」「一番言いたい大事なことは何か」これを常に考えておきましょう。

④ 目的を考える。

仕事をするうえで一番大事といってもいいかもしれません。「なぜやるのか」これがわかっているのと、いないとでは、結果に大きく影響します。仕事をおもしろくするためにも、目的を考えることは大事です。目的が何か、わからなければ上司に確認するとか、もしくは自分でしっかり設定しておきましょう。

「3人のレンガ職人」の話が有名です。同じ作業をしていても、何を目的とするかによって、考え方、動き方は変わります。同じ働くなら、夢を持って働く「3人目の職人」でありたいという訓話です。

「3人のレンガ職人」
旅人が、建築現場でレンガを積んでいる職人に「何をしているのか」と質問しました。

1人目の職人はこう答えました。
「見れば分かるだろう。言われたからレンガを積んでいるんだ」と。

2人目の職人はこう答えました。
「家族を養うために、レンガ積みの仕事をしているんだ」と。

3人目の職人はこう答えました。
「歴史に残る大聖堂をつくっているんだ!」と。

1人目はただ指示されたから。2人目は生活のため。3人目は、後世の人々のために、心のよりどころとなる大聖堂を建てるために、レンガを積んでいました。成果に差が出るのは目に見えてますね。

⑤ 細部まで考える。

「神は細部に宿る」これも私が口癖のように言ってることです。
細かい部分を、細かいから気にしなくていいと雑に扱う人がいます。自分だけのことであれば、ご自由にどうぞって感じですが、仕事ではアウトです。

本当に、神は細部に宿ります。細部までこだわって仕事をやることで、信頼を得ることができます。細部だからと手を抜いていては、信用してもらうことなんてできないでしょう。

注意点は、細部にこだわりすぎて時間をかけすぎないようにすることです。最低限の質は必要ですが、時間をかけすぎてもよくない。バランスが大事です。

⑥ プランBを考える。

物事はすべて想像通りに、思い描いた通りの結果になるとは限りません。むしろうまくいかないことのほうが多いかもしれません。自分にとっての理想である「プランA」がうまくいかなかったときのために、「プランB」を考えておく。これが大事です。

考える余裕があるなら、「プランC」まであると安心です。できれば、上司に「プランB」や「プランC」があることを報告・相談しておくといいです。

プランBを考えておけば、プランAが失敗しても焦りませんよね。
「オッケー。それならプランBだ」って言ってやりましょう笑。

⑦ 相手のことを考える。

「仕事」には、必ず「相手」がいます。仕事というのは、一人でやるものではありません。上司や同僚、お客様、取引先など、必ず相手がいます。その相手のために、アウトプットや価値を提供しています。それが仕事です。

相手のことを考えてもいないのに、良い成果が出せるわけありません。「相手は何が欲しいのか」「どんな成果が欲しいのか」ここを意識して、アウトプットしましょう。

もっとレベル高いことを言うと、人によって好みが違うってことを覚えておくといいです。例えば、Aさんはゴシック体で資料を作ったほうがいいけど、Bさんには明朝体のほうがOKが出やすいとか。相手に合わせて、報告のしかた、アウトプット方法を変えたほうがいいことも普通にあります。

仕事って、人と人のつながりなんです。だから、相手への思いやりが必要。このことを意識して、行動すれば、きっといい成果につながります。


まとめ

アウトプットを最大化する「7つの考え方」いかがでしたでしょうか。20代のうちから、習慣化できれば、30代は無敵だと思います。この考え方は一生使えるもので、かつ覚えておかないと大変なことになるので、なるべく早く身に着けておくことをおすすめします。

「7つの考え方」
① 深く考える
② 未来を考える
③ 結論を考える
④ 目的を考える
⑤ 細部まで考える
⑥ プランBを考える
⑦ 相手のことを考える

かくいう私も、うっかりしてしまうことは多々あります笑。まあ人間だからしょうがない。毎回完璧に考えなきゃいけないとか、重く考えずに、できる限りコツコツやっていけばいいと思います。できるところからコツコツとです。

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