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〈キャリア教育のビジョン〉 現代版「松下村塾」

初めての投稿は、
〈キャリア教育のビジョン〉について綴っていこうと思います。

私が掲げるキャリア教育のビジョンは
現代版「松下村塾」です。

松下村塾とは・・・
当時20代の吉田松陰が教鞭をとり、2年半というわずかな期間で高杉晋作・伊藤博文など著名人の輩出に大きな影響を与えた教室。
指導内容は「孟子」を始めとして世界史、倫理、兵学など多岐に渡る。

松陰先生のように、
「各分野で時代を引っ張っていく人を育てる」ことが理想です。。。

ではどのようにしてそのビジョンを成していくのか?

人生の法則(真理)・セオリーを教え
それを遂行できる人格・精神を磨けるように育てる

ことです。
自分自身が教育現場で感じた課題感でもあるのですが
今の教育は知識のインプットに偏る部分が大きく、実際には使うこともなく廃れていくものが多いのが現状です。
⇒つまり「将来を見据えた教育」という観点が弱い

ならば
・それぞれの人が人生をどう生きていくのかを予想できるのか?
・1人1人が描く将来像に合わせて教育するのが良いのか?

そういうわけではありません。

正直、小学校・中学校・高校年代で具体的なキャリアプランが立つわけもなく、たとえ立てたとしても変わることが多いです。(人は成長すると願うものも変わるので)

なので、人生全体を捉えたセオリーを教え、それを遂行できる人格・精神を磨けるようにすることで、後は個性通りに力を発揮していくようにするということです。

サッカーに譬えると(自分の専門分野なので)
ゴールを取る・ゴールを守るということを中心にして基本的な動き方があり、止めて蹴るという基本技術、ボールを自在に扱う技術、身体能力の向上を行えば、あとはポジションごとに磨いていくというイメージです。
基本、トップレベルの選手になると、止めて蹴るが物凄いです。
そのように、目に見える派手なものではなくて基本を押さえようということです。

実は日本が制定している教育基本法には同じような内容が・・・
教育基本法第1条(教育の目的)
「教育は、人格の完成をめざし、平和的な国家及び社会の形成者として、真理と正義を愛し、個人の価値をたつとび、勤労と責任を重んじ、自主的精神に充ちた心身ともに健康な国民の育成を期して行われなければならない。」

しかし現状、目に見える成績などの評価に大人が反応するため、
教える側も本質的なことではなく、目に見える結果に合わせた教育をするようになっています。
これは教育ではなく馴れ合いです。
もちろん経済も関わってくるので気持ちは理解できます。
ただ、事なかれ主義では教育はすべきではないと思います。

ではどのように現代版「松下村塾」となるような教育を実現していくのか!?
こちらについては引き続き投稿していこうと思います!

改めて
現代版「松下村塾」の実現に向けて日々、奔走していきたいと思います!!!

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