「球春到来2020」楽天イーグルス久米島春季キャンプ訪問記
野球ファンの皆さん、あけましておめでとうございます。
2020年も球春が到来しました。めでたい！
つい先日、プロ野球の春季キャンプが各球団一斉にはじまりました。
東北楽天ゴールデンイーグルスも、おなじみとなった沖縄・久米島町で一軍・二軍ともにキャンプインしています。
私もはるばる沖縄まで、キャンプの様子を見学してきました。
短いスケジュールの中でしたが、実際見て、感じたことや思ったことを書き連ねてみたいと思います。
新指揮官の就任、積極的な補強で、生まれ変わるかイーグルス。
今季から指揮官が変わったイーグルス。昨季、球団史上初のイースタン・リーグ制覇を成し遂げた、三木肇氏が一軍の監督に就任しました。
そして、積極的な補強を実現させたこのオフ。石井一久GMのもとでさまざまな移籍が実現されました。ここまで積極的な補強は異例のような気がするほど。
千葉ロッテマリーンズから鈴木大地選手や涌井秀章選手、アメリカ球界からは牧田和久選手、オリックス・バファローズからはステフェン・ロメロ選手などが移籍加入しレギュラーポジション・先発ローテーション争いは、これまで以上に熱い様相となりそうです。
それでは、今季の春季キャンプを早速振り返ってみましょう。
一年の計はキャンプにあり。
今季はキャンプ初日からの訪問。これまでは3日目や終盤からの訪問だったりと、ある程度仕上がりを見せている状況でしたので、球場にはフレッシュな雰囲気がうっすらと漂っているように感じました。
初日、メインの久米島野球場での練習を眺めていると、"一年の計はキャンプにあり"と感じる場面がありました。
全体的に声が出ているぞ。いいぞいいぞ！
今季に懸ける強い気持ち・姿勢が顕著に現れていました。
例年以上にグラウンドの活気は相当なものかと。今季のイーグルスは、大いににぎやかになるのではないでしょうか。
選手はもちろん、監督・コーチ陣の活気にも驚いたほど。
特に、三木監督がケースバッティングの練習時に出されていた指示が相当細かく。声が通る。ホントに通る。
現役時代、スワローズで野村克也監督のもとでプレーし、2015年の優勝時には真中満監督の名参謀として活躍した三木監督のロジカルな指示はついつい聞き入ってしまったほど。まさに理論派。
久米島では攻撃パターンをしっかりと定着させる目的があるようですが、私としては「プレーの中でこれらのパターンを体現出来るようにしなければ、成長の積み重ねは難しい。だからしっかりやってくれ。」との確固たる思いが込められた所信表明演説のようにも聞こえました。
期待の新戦力！
今季からイーグルスに加わった期待の新戦力。
首脳陣へ猛アピールを見せていました。
#7 鈴木大地選手
#15 J.T.シャギワ選手
#16 涌井秀章選手
#28 酒居知史選手
#22 牧田和久選手
キャンプイン直前に移籍加入が決まったロメロ選手は残念ながら合流はまだの模様。沖縄本島・金武町から合流でしょうか。
イーグルスのユニフォームをまとった姿を楽しみにしたいです。
おなじみの面々も精力的に！
新戦力の加入に負けじと、おなじみの面々も精力的に練習へ励んでいました。
#35 島内宏明選手
#6 藤田一也選手
#5 茂木栄五郎選手
#11 岸孝之選手
ファンサービスに感謝。
距離の近さはキャンプ訪問での魅力ですよね。
私も何名かの選手からサインを書いていただきました。
則本選手、茂木選手、鈴木大地選手、島内選手、藤田選手、涌井選手、牧田選手など…練習終了後の貴重なタイミングの中、ありがとうございました！
今季よりイーグルスに加わった鈴木大地選手からは、お手製のゲーフラにサインを入れていただきました。現地で観戦する際に出せるタイミングがあれば、ぜひ出してみます。大地のパワーとなりますように！
また、ルーキー二人の元気の良さがとても印象的でした。
瀧中瞭太選手(ホンダ鈴鹿)と、津留﨑大成選手(慶應義塾大学)の投手コンビ。
大変イキイキした表情で、ファンの方々へサインを書いていましたね。
島内宏明さんへ三十路への仲間入りを祝う。
訪問2日目となる2月2日。
MY HEROの島内宏明さんが30歳の誕生日を迎えました。
節目となる「三十路への仲間入り」を祝うべく、多くの報道陣・ファンが球場正面に大集合。主役の登場を皆さん心待ちにしていました。
最初は島内さんが一人で登場。
普通に囲み取材を報道陣から受けていました。
すると、同じ学年の鈴木大地選手、仲が良い田中和基選手がサプライズで登場。
写真入りのバースデーケーキを食べさせ…
手荒いサプライズも。
3人とも楽しそうな雰囲気で、大変ほっこりしました。
私もMY HEROの誕生日には何かしたい、全力で祝うことができたらと以前から考えており、かなり前から「あるモノ」を仕込んでました。
男前な三十路街道を突き進んでほしいと願うべく、
記念のタオル、Tシャツを作っちゃいました！
推しの選手に対して、誕生日プレゼントを渡す経験は乏しい私。
プレゼント内容は何がふさわしいかを考え、ここは既製品でないものが宜しいのではとの結論に。
しかし、Tシャツ・タオルのデザインはそこまで経験がなく、制作・入稿は少々手間取ってしまいましたね。それでもキャンプインまでには間に合い、誕生日当日にご本人へ渡すことができました。
果たして本人が着られるか、使われるかどうかは分かりませんが、
おそらく使ってくれるだろうと願っております。笑
※球場正面でのお祝いの際に、お手製Tシャツを着てタオルを掲げていたアカウントはこちらです。
ファームの練習場へ。
ファームの練習も見学してきました。一軍練習が午前非公開だった3日目を利用し、イーフビーチ近くの仲里野球場へ。期待の若手選手、一軍昇格を目指す中堅・ベテラン選手が奮起していました。
村林一輝選手と渡邊佳明選手。
完全復活を目指す、宮城出身・由規投手。
コーチとしてイーグルスに加わった垣内哲也さんの姿も。
マリーンズ時代の応援歌が印象的でしたね。
昨季の現役引退直後に育成コーチへ就任した、今江敏晃さんもじっくり練習を見つめていました。
美味しかったランチ。
久米島野球場の正面には特設のフードコートブースが今年もオープン。
地元・久米島の飲食店2店が出店。久米島の名物が手軽に楽しめます。
訪問初日にいただいたソーキカレーがボリューム満点で美味しかったです。
高校生が食べるような「ドカベン」気味なご飯の量で、出されたときは正直面を食らってしまったほど。笑
それでもカレーが美味しく、結果的にご飯が足りないと感じちゃいましたね。
2日目は親子丼。
ソーキカレーと同じくご飯が多めでしたが、あっという間に完食するほど美味しかったです。キャンプ見学は動き回る時間が多いので、試合を観戦する際よりもエネルギーを使うかもしれません。
今季のキャンプ総括。
2017年以降4年連続となる今回の久米島キャンプ訪問。
例年よりも天候に恵まれ、じっくりとシーズン開幕に向けての練習を見られました。暖かい、というよりかは暑く汗ばむほどでした。
ここまで天気がいいと幸先がいいですよね！
チーム状況を占う意味でも明るい未来が待っていると感じました。
2013年以来の"てっぺん"をつかめるよう、今季も可能な限りの応援をしていきたいです。東北にチャンピオンフラッグを再び。
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