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しょっさんがランニングを続ける理由

ランニングを始めたきっかけについては、今後お話しするとして。もうずいぶんと前から朝のランニングは続けています。

記録上、ランニングを始めたのは2013年3月16日が初めてのようです。2回目がこちらの記事にある3月30日です。

2013年や2014年頃は、気まぐれでたまに走る程度でした。きちんと継続して走り始めたのは2015年からのようです。とは言え、2016〜2018年はほとんど走れていないようです。2019年からは絶え間なく走り続けていて、ついに先日はフルマラソンを完走するに至りました。

フルマラソンは健康を阻害するので、個人的にはそこまで走り込むつもりはありませんでした。ランニングを続けていた理由は、大会に出て記録を残すことを目標にしていたわけではありません。他の意味があります。

ランニングを始めた当初は、健康な身体作りと体力の向上が理由でした。今でもこれらは主目的ですが、毎朝走り続けていて新たに分かったことがあります。それが、毎朝走り続けようとしている三つの理由です。


1. 姿勢の矯正

健康であるためには普段の姿勢が重要だと考えています。そのためにランニングを続けています。

走ることに何の意味があるのでしょうか。

人が立っている状態で正しい骨の位置にあるかどうか、正しい姿勢であるかどうかは、ただ立っているだけでは分かりません。立って歩いてみたり、走ってみることで自分の体勢・姿勢に異常がないかどうかを知ることができます。3. でも言えることですが、姿勢がおかしいと身体に異常が発生します。何も問題がなければ、呼吸もスムーズですし身体の節々にも痛みがありません。

外に出て、立ち上がって歩いてみて、走ってみることで身体の正しい位置関係をとれているかが分かるんですね。インストラクターに教えてもらったからできる技でもありますが。

2. 体調の異常の検出

朝一番でランニングしてみると、病気を患っていないかどうかが分かります。そんなの朝起きた瞬間に分かるだろうと思われるかもしれません。もちろん病気にかかれば、朝起きたときに気がつくでしょう。しかし、それはもう手遅れなのです。

齢を重ねていくと、体調の不良による活動停止状態が長くなります。風邪をひけば1週間は気だるく、すぐに治りません。熱が出るような大病を患うと、もう目も当てられません。完全に回復するまでに何週間も何ヶ月もかかる場合もあります。

ですから、体調が悪いなと感じたら休息して早めに治癒に専念したいのです。50も近くなれば無理の利かない身体です。ちょっと体調の悪いときに無理をして1週間活動できなくなるよりも、とっとと休息して 1日、2日で済ませたいのです。

風邪で気だるい状態でも、リモートであれば仕事はできます。ただ時間がかかるし、億劫だし、雑になるし、迷惑がかかります。

だから、すぱっと休んでおきたいのです。

朝にランニングをすると、この異常を検出しやすいのです。

「あれ、頭が痛いかもしれない」
「呼吸がいつもよりちょっと苦しいぞ、気管支の調子が悪いかもしれない」
「いつもより気だるい、何か起きる前兆か」

このように、自分で気づきにくい体調不良の初期状態は、朝から走ってみることで分かります。騙されたと思って走ってみてください。

身体の異常の検出

三つ目も似たようなものですが、こちらは病的な話しではなく、物理的な身体の異常を検出するものです。ランニングだと、特に足回りの状態について早めに検知することができます。

腕や首といった部位は、家の中の活動でも異常を検知するような仕草が多くあります。わが家では洗濯物を高い位置に干しています。腕を上にまっすぐ伸ばすことで、腕に異常があれば分かります。また上を向くことで、首に異常がないかどうかも分かりやすいです。また、洗濯物を高い位置に干す副産物として、手を上げる動作をしているお陰から五十肩にもなりにくいとされています。

このように上半身の異常というのは検出しやすいのです。

ただ下半身となると難しいです。家の中で、立って、歩いているだけで痛みが伴うときはもう手遅れです。足を負傷してしまうと、歩くことができなくなり活動半径が狭くなります。また、活動できなくなることで病的なことにも弱くなります。ですから、脚の故障には、はやく気がついて対処したいのです。

そこでランニングです。きちんと姿勢よく走っていれば足に痛みは出ません。それでも痛みが出てくるようなことであれば、それは足腰に故障が出る前触れです。

実はフルマラソン後、体力的には問題が全くありませんが、脚には多少の不安要素が残っています。

まだ痛みがある部位があります。

足の裏が継続して少し痛みが残っていて、足底腱膜炎かもしれません。とは言え、この痛みも相当なくなっているので改善していると思われます。
今まで痛くなったことのない左鼠径そけい部に痛みが出るようになりました。フォームが変わってしまったのか、それとも炎症がまだ残っているのか。

これらの痛みや異常は、走ってみたから分かることで、普段の生活ではまったく分かりません。知らぬ間にひどくなってしまっていたらと思うと。

だから朝から走ってみよう

このように、朝からランニングをちょっとしてみることで、いろいろな体調の不具合に気づくことができます。身体に負荷をかけてみると、ちょっとした異常にも気づきやすくなるわけです。

異常を検出したら、その異常にあわせて休息させる。
これが年を取っても継続的に活動するためのベースラインじゃないかなと考えています。

システム異常検知のためのランニング、みなさまも是非どうぞ。

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