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しょっさんの仕事術#6 ツールは見た目で選ぶ

大昔からそうですけれども、わたしは見た目を重視して暮らしています。とてつもなく優れた機能を持った、私の人生観を変えるような、そして私の人生をより良くしてくれるツールがあったとします。しかし、その見てくれが気に入らなかったら、わたしは結局使わなくなります。見た目は軽視しないほうが良いです。見た目の持つ効果というのは、人生へ大きく影響します。

以前、自転車屋さん自転車を選んでいる時の話です。どの自転車を購入するかという最終段階で言われた言葉を、今でも覚えています。

「見た目で選んだ方が良いですよ。自分の気に入ったものであれば、いつでも使いたくなります。どんなに良いものでも、気に入らない見た目のものはだんだん使わなくなるんです」

まさにその通りでした。自分の身の周りにあるものは、機能的に満足できたとしても、見てくれを最終的にどうできるかが重要です。わたしが普段から Mac に囲まれて生活しているのも、Macの見た目が好きなことが大きな理由です。もちろん、必要な機能を十分に兼ね備えた上での話です。見た目「だけ」で選んでいるわけではありません。

この「好きな見た目」というのは、使い続けるという効果だけではありません。「モチベーション」が上がります。

私の最近ハマり続けている "Obsidian" は、概観もフォントもカスタマイズ可能です。UIを自分好みに変えられる、と言うことは、継続して利用することの必要十分要件です。わたしの気に入らない見た目のツールは、大いに利用しなくなります。仕事でどうしても使わなければならないというものであれば、最小限の利用にするか、APIなどあれば画面なしで適当に利用できるようにしてしまいます。

私のObsidianでの読書メモの画面

ここんとこ最近ハマったフォント「源暎ラテミン」のプロポーショナルフォントを使っています。こういった太めでがっちりしたフォントは20世紀のころから好きで、みてるだけで嬉しくなります。X680x0もシステムフォント変更できたのは、とても素晴らしかったです。アレがないとダメ。さらに、この私の "Obsidian" は、うっすらと背景も透過されていて、ちょっとだけゆかちゃんを感じられることも嬉しいです。

"Obsidian" はこの画面の構造である「ワークスペース」も、状況に合わせて変更できます。仕事用、執筆用、学習用などで画面構成を切り替えることもできます。見た目や構造を変更できるということは、実はそういった作業面でも効率的であったりします。

アナタが普段「なんか仕事に身が入らないなー」というのは、モチベーション上げてくれるような見た目のデザインをしたツールや道具を使っていないからかもしれません。自分の見た目も含めて、アップデートしてみると、新しい視野が開けるかもしれませんよ。

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