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サンダルで、計 100km 走ってみて

あれからだいたい 2ヶ月。サンダルでのランニングもとうとう 100km を超えました。

今朝のランニングを終えた時点で125.8kmだそうです。

サンダルで125kmも走ったのかよ

気がついたら、昨年購入した足袋シューズよりも使っています。

足袋シューズ悪くないんだけど、季節柄「サンダルでいいや」になりがちです。

サンダルランの何が良いのか

さて、時節柄とはいえ、こんなにサンダルでのランが増えたのはいったい何故でしょうか。

コレはもう「」とにかく「」です。

この季節ならではですけれど、ソックスを履かずに、すぱっと外に出られちゃうのが楽です。気も楽です。楽なんですよ。

私は普段から、五本指ソックスを履いて活動をしています。大した作業じゃないですけど、はくのは面倒だし、洗濯物も増えます。ランニングシューズのヒモを結ぶかヒモを締めたりしなければなりません。まぁ大した作業じゃないですが、サンダルを引っかけて出かけることに比べると、がぜん「面倒」に思えちゃうんです。冬場のランでたくさん着込んでいくのが面倒なのと同じように、サンダルでいいやってなると、どの場面でもとにかく楽です。

次に「軽い」。

ランニングシューズも軽いですけど、さすがにサンダルにはかないません。たまに Keen のサンダルとかはいて買い物へ行きますけれど、重い。重すぎる。頑丈で滑らないけど、さすがに重い。

サンダルだけならきちんと軽いので、足の運び方に集中できるんですよね。

そして「姿勢に集中できる」。

コレがメインですね。足袋シューズの時にも期待していたことです。足袋シューズと比較しても、接地面が薄くてフラットなのがより良い点です。本来の足の動きにかなり近くなって、姿勢を確認しながらランニングできます。

サンダルだと踵のクッションが厚くなっています。従って、シューズの裏面をフラットに接地しようとすると、強制的に前側での接地になります。

実際にはコレで慣れてしまえば、はい、それまでよなんですけれど、シューズを履かずに暮らしている時との差分を吸収できません。わたしのように、お家が大好きで家の中だけで暮らしているような民は、シューズの違和感が強いわけです。できるだけ家での歩行に関しても姿勢正しくいたいわけです。

ですから、外でもフラットに接地できる素地があれば、その方が違和感・ギャップが減ると言うことです。そう勝手に信じてます。その方が本当に良いかどうかは分かりませんが、ランニングシューズを履いた時の足の運び方に影響は出てるかなと言う感覚は多少あります。

結局、長距離のランだったり、もしまた大会に出るよみたいになれば、シューズを履いて練習して慣れさせないといけないでしょう。それでもね、できるだけ普段の生活の姿勢に合わせて、体を制御できるようになっておきたい。とすると、ランニングの際もフラットに対処できるサンダルが助かります。

また、サンダルには吸収力がほとんどありません。従って、ダイレクトに足の裏やひざ、足の付け根と全ての脚の部位で地面を感じ取ることができます。結果、自分の走り方、制御の確からしさを、足だけで地面からのフィードバックを受け取ることができる点が良い点だと感じています。

自分の走りはひざに負担がかかっていないだろうか。きちんとフラットに着地できているだろうか。ランニングシューズが吸収して分からなくなっていた点を、強制的に感じ取ることができます。

結果、正しい運脚と姿勢で動けているかが、理解しやすいと感じています。

とはいえ、万人にサンダルランをお勧めするわけではありません。何も考えずにサンダルで走っていれば怪我をしかねません。ある程度訓練されていないと、きちんと走ることはできないでしょう。

ある程度は知ることができるようになっていて、より姿勢や運脚に興味が出てきた訓練された人たちは、サンダルにも手を出してみるのがおすすめなんじゃなかろうかと考えています。

ちょっと前まで「なんでサンダルで走ってるんだお前は」と思っていましたが、ホントごめんなさい。サンダルいいっすね。

あ、あと。サンダルだと今朝みたいな大雨でもシューズが汚れるーとか気にしないで走りに行けます。この点も梅雨の時期にはお勧めできる点です。夏はシューズはいてるってだけで暑かったりもするし、夏場には更に良いかもですね。

今朝の大雨の中、気がついたら 11km+ 走ってました。破傷風には気をつけましょう。


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