今、メディアが果たすべき役割とは?

最近なんとなく考えていることについて、書き残しておきます。

きっかけは以下ポストです。

めちゃわかる、、、という内容です。
昨今特に、情報と情報が分断されていて、特定の情報ソースを追っかけていないと、拾えないものが多くなってきている印象があります。

実体験だと、例えば以下のポストなのですが、
曲のクレジットを確認したく、Googleで検索したのですが、一切出てこず、Xを検索してようやく見つけるということがありました。

検索エンジンの劣化という話も背景にはありそうなのですが、
本来的には、情報と情報をしっかり繋ぎ合わせて、記録しておくというのが、いまメディアがやるべきことなのでは?と感じています。特に霧散しがちな情報については顕著に感じます。
こういった情報がインターネットの彼方に消えていってしまうのは本当にもったいない。

ただ、メディアもそういうことに力を割いている余裕がないというのも確かなのでしょう。どこもかしこもマネタイズに苦労している印象です。

そういった苦労を感じ取りながらも、最近素晴らしい仕事をしていたメディアといえば、ゲンロンでしょう。
詳細は見れていないのですが、先日実施していた、色々な経緯を踏まえてのゲンロンカフェにおける万博についてのイベントは、自分の観測範囲の限り絶賛しかなく、素晴らしい場になったんだろうと感じています。

朝日新聞の記者の方が、新聞こそこういう取り組みをすべきとポストしていましたが、まさしくそう思います。

このイベントに至る経緯が、あまりどこにもまとまっていなそうだったので、自分の把握しているざっくり理解で記載しておくと(間違っていたらすみません)、
そもそも万博に特別興味があったわけでもない東浩紀氏が、猪瀬直樹氏とのイベントの中で万博について紛糾したこと等をきっかけに、
万博についていくつか言及していたところ、山本理顕氏と藤本壮介氏の主張が全く噛み合っていないことがわかり、東浩紀氏自身が仲介役・司会となることで、二人の対談イベントを実現してしまったという話でした。

こうやって、本来混じり合わなかったものを繋げて、価値に結びつけるということこそ、メディアが果たすべき役割だと思うのです。

最近は、インターネットでは個人の感想に辿り着けなくなっているという話もあります。

本や音楽の感想やレビューを読みたくても、検索して出てくるのは、似たような商品紹介ページばかり。
感想があっても、各プラットフォームごとのレビュー機能に分散していたりして、読みづらいことこの上ない。
この状況は何かが間違っていると思います。
こういうところに、メディアがやるべきことはあるのではないでしょうか。
とか考えてたりします。


#日記 #雑記
#メディア #音楽 #ゲンロン

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