見出し画像

235. なりたい姿とありたい姿

なりたい姿とありたい姿は似ているようで違う


あなたがなりたい姿は何ですか?
あなたがありたい姿は何ですか?


一文字しか違うのにこの言葉の意味は全く違う。
どう違うかと一言でいうならば時間軸が違うということだ。ありたい姿は「今、この瞬間から出来る」のに対し、なりたい姿は「今の状態ではなれないからこそ未来でしか達成することができない」という違いがある。


どちらが大切かと言われれば、間違いなくありたい姿である。ありたい姿とは、どのような状態であり続けたいかということだ。「自分に嘘をつかずに生きていきたい。人に優しくしたい。」といったような感じである。どんなマインドを持って生きていたいか。ちょっと考えてみてほしい。このありたい姿とは過去の自分の経験によって形成されている。


意識せずに、いつの間にか形成されているようなものだ。探すのではなく、過去から気付くのだ。自分がどんな価値観を持っているかさえわかることができれば、自ずとありたい姿は出てくる。


私にとって、ありたい姿は自分の感情に嘘をつかずに、ワクワクし続けたいである。幼少期は自分の感情にフタをして、周りと合わせてきていた。その環境で生きていくのは楽ではあったが、それは自分という人間ではないのかという違和感にぶつかった。人と同じことができることに自分が存在する意味がどこにあるのかと。


そんな中でも、自分にしかできないことはないだろうかと日々考えながら行動していた。その当時はそんな考えを持ちながら行動していると感じなかったが、つい最近自分史を書くと、そういった傾向にあった。自分にしか出せない価値は何だろうかと。


誰でもできることよりも、私にしかできないことにやりがいを感じ、誰でもできることなら誰よりもやるというスタンスで生きてきた。部活であれ、勉強であれ、常に自分という存在をどこかでアピールしていた。


人はいつからだって変わることができるし、今というこの瞬間からマインドを変えればいいだけだ。今日という日が人生で一番若い日。人生に遅いタイミングなんてない。自分を信じることができるのは自分だけ。何者でもない人はなりたい姿よりもまずはありたい姿を考えてみてほしい。


なりたい姿というゴールを達成するために、ありたい姿という過程が存在する。何者かになるために、今という過程を楽しみながら毎日を生きていきたい。


本日も最後まで読んでくださりありがとうございました!

【今日の格言】

人生で経験したすべての
逆境、トラブル、障害が人を強くする

今日の記事に価値があると思ったら、サポートしていただけると嬉しいです! いただいたサポートでサポート以上の価値を返します!