2023/9/25週|仕事で必要な「国語力」をどう高めるか?
仕事をしている中で、自分だったり、他の人の振る舞いを観察すると、人によって話す、聞く、書く、読む、の得意・不得意に結構違いがあるよなぁと思うことがあります。
具体的にはプレゼンテーションだったり、話の理解力だったり、ドキュメントの書き振りだったりを見ていて。
数値化できないですが、明確に差分がある領域なのかなと。
そんなことをぼんやり思っているときに、文部科学省のサイトをみたら「望ましい国語力の具体的な目安」についての記載が目に留まりました。少し引用してみると、
ここまでで、「国語力」という力の分類の中で、話す、聞く、書く、読む、の特性があるのだという整理が自分の中でできました。
さらに、具体的な水準についてが以下です。(ちょっと長いので詳細部分を割愛して引用します)
4つの力の高め方
国語の授業って今思うと重要だったのだな、と思いますね。論理構造を理解したり、表現したりする訓練になっていたり。4つの力のベースになっていそうです。
大人になってからも話す、聞く、書く、読むは高められるのですかね、、?
自分の経験上は水準はさておき、訓練によりある程度は上がるのではないかと思っており、それぞれを高めるのに効果あったかもというものを参考程度にあげてみます。(必ずしも再現性がないのはご容赦ください)
話す:学生の頃のゼミでのプレゼンの機会、広告会社でのプレゼンの機会(場所が人を育てる的な)
聞く:大学ゼミでの輪読、議論、仕事全般(質問に正確に答えるために意図を正しく理解する必要があった、上司の意図をしっかり理解してアウトプットを作らないと手戻りが発生するのが面倒だった😅)
書く:大学ゼミでのレジュメ作り、卒論、仕事(論理や構造について気を配って書く必要があった、特に広告会社時代はプレゼン資料を大量に作る必要があって、理解しやすさに気を配る必要があった)
読む:大学ゼミでの輪読(聞くの文字バージョン、という認識)
補完して「国語力」を高めるという観点
冒頭に書いた通り、「話す、聞く、書く、読む」に分けてみると、人それぞれ強い部分と相対的に弱い部分があるのではないでしょうか?
例えば自分はプレーンな状態だと、「話す」の力がそこまで高くないのだと認識していますし、苦手意識があります。
しかしここで重要なポイントは、それぞれを単体で独立させておくというよりは、弱い部分を補強できるように意図的に組み合わせておくことが大事そう、という点です。
例えば、自分は口頭で何かを述べる手前に「書く」プロセスがあることで思考が整理されたり深まるタイプと認識しています。(noteを書いているのもその特性を活かして何かに備えて準備しているとも言えます。)
そのため、普段仕事においては、可能な限り相対的に得意と認識している「書いて整理する」「相手のニーズを聞いて理解しておく」を経て、補強をした上で話すようにしているので、自己認識として弱点の「話す」も周囲からの印象としてはネガに移ることはなく、むしろ褒めていただける場合の方が多いです。
(ただし、準備時間がない場合は思いをうまく表現できなくてモヤモヤすることが多いです😅)
「国語力」について、自分の特性を踏まえて戦術を構築しておくとグッと楽になりそうです。
📓この記事について
株式会社タイミーで執行役員CMOを務めている中川が、マーケティング関連の仕事をしている中で感じたことを綴り、コツコツと学びを積み重ねる『CMO ESSAY』というマガジンの記事の一つです。お時間あるときにご覧いただければ幸いです。オードリーのオールナイトニッポン 📻 で毎週フリートークしているのをリスペクトしている節があり、自分も週次更新をしています。
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