「Four pillars your marketing team needs to be Agile, right now」という、マーケティングチームがアジャイル(= 変化に対して敏捷性を持って対応していける状態)になるために必要な4つの柱という記事を読みました。(記事は2020年のものです)
マーケティングチームが今すぐAgileになるために必要な4つの柱:
記事からいくつかポイントを記載させていただきます。
具体的な4つの柱は下記です。
スタートアップのマーケティング職として感じること
教科書で学んだもの(ある程度長い時間軸の戦略や計画に基づいて行動が蓄積されていく)とギャップがある
実務で携わっている身としては、学生時代に学んでいた戦略論やマーケティングや、広告代理店でクライアントワークとして携わっていた頃と比べての一番の違いはイテレーティブ(反復的)に改善を行う色がどんどん濃くなってきているなぁ、という点です。
また特にITのスタートアップにいると戦略も流動性高くなっているケースを非常に感じます。周囲の環境の変化が速い・プロダクトづくりの仕方あたりに依存している面はあると思うのですが、安定した業界と比べると長期の戦略を持ちにくい構造にあるのかなと思います。(長期の構想は別の次元でもつべきだとは思います。)
個人的にはこの記事で言及されている柱の中でも特に2と3には共感を覚えます。
個人として見た時には嬉しい打席数の多さ
自分は試行回数(仕事における何かに取り組める機会)は多ければ多いほど良いと思っているタイプです。Agileにマーケティング活動を行うということは、結果が三振だったとしても打席に立つ回数が最大化されやすい傾向にあると思い、その打席数の多さが個人としての成長に直結すると考えています。
現職においても感覚的にはQ(3ヶ月)ごとに新しいチャレンジを回している感覚があり、過去の広告代理店のクライアントのサイクルと比べると2倍 ~ 4倍の試行回数の違いを感じる部分ではあります。(プロダクト開発でいうスプリントと比べるとやや期間が長いかもしれませんが、企業のマーケティング活動のサイクルとしては非常にスピーディーな部類に入ると考えます。)
アジリティファースト!スピードファースト!
に尽きると思った次第です。
お読みいただきありがとうございます🙇♂️
📓この記事について
株式会社タイミーで執行役員CMOを務めている中川が、マーケティング関連の仕事をしている中で感じたことを綴り、コツコツと学びを積み重ねる『CMO ESSAY』というマガジンの記事の一つです。お時間あるときにご覧いただければ幸いです。オードリーのオールナイトニッポン 📻 で毎週フリートークしているのをリスペクトしている節があり、自分も週次更新をしています。
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