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心理学を学びたい

ライター業以外のことをやってみたい。
その理由は、こちらの記事に書きました。

具体的に、何をやるか。
心理学を学び、資格を取りたいと思っています。

なぜ心理学を学びたいのか。
自分の気持ちを整理するためにも、書いてみます。
(まだ専門的なことは学べていないので、認識が間違っている部分もあるかもしれません。)

身近な人が心の病に。

心の病気とは何なのか。
聞いたことはあっても、今までは自分に引き寄せて考えることはありませんでした。

数年前、身近にいた人が心の病にかかり、仕事に行けなくなりました。
それから私は、何冊か本を読みました。
心が動かなくなると、体も動かなくなること。
今の環境だけでなく、もしかしたら過去の生い立ちも影響しているかもしれないこと。

心の病にかかる人は、決して弱い人というわけではなくて、
自分自身もいつでもそうなる可能性はあるということ。

心の病についてもっと知りたいと思ったのが、きっかけの一つでした。

インタビューと傾聴

ライターとして、インタビューを続けていくうちに、いつしか私の中では「書く」よりも「聴く」ことへの関心が大きくなっていました。

インタビューを受けた方が、「楽しかった」と言ってくださったり、
なんだかすっきりした表情をされているのを見て、「聴く」ことで誰かの役に立てるのかもしれないと、気づいたのです。

聴く技術をもっと身に付けられないかと考えていたときに、
出会ったのが「傾聴」という言葉でした。
調べてみると「相手に共感し、真摯に耳を傾けること」だとあります。
これは、インタビューの際にも必要とされる姿勢です。

傾聴ボランティアという、被災者に話を聞いたり、産後のお母さんに話を聞いたりする活動も知りました。
つまり、話を聴くことで、つらい人の心に寄り添える可能性もあるのです。

書くために聴くのではなく、聴くことそのものを、もっと突き詰められないだろうかと、思っています。

本当の悪人っているの?

これは賛否両論あるかもしれませんが、どんなに凶悪な犯罪者でも、子ども時代があります。
生み落とされたときから、彼らは悪人だったのだろうか。
私はこの問題がずっと気になっていて、いくつか関連する本を読みました。

これらの本に登場する犯罪者たち、いずれも壮絶な家庭環境で育てられています。
犯罪者の子ども時代について言及すると、「だからと言って同情はできない」「犯人を擁護するな」という意見が上がります。もちろん、犯した罪は消せないし、絶対に許せない行為です。

でももし、子ども時代に誰か手を差し伸べられていたら。
誰か寄り添ってくれる人がいたなら、この犯罪を防げたのではないか。
その思いが拭えません。

生まれながらの悪人が本当にいるのだろうか。
この問いがずっと自分の中にあります。
その答えを見つけたい。

同時に、子ども時代がいかに大切かということにも気づかされます。
子育てをしている身として、自分の子どもだけでなく、
できるだけ多くの子どもが安心して生きられる社会になって欲しい。
そのために役に立てることがあるなら、力を尽くしたい。

心理カウンセラーとして働くこと

心理学への関心と、子どもへの気持ちから、できればスクールカウンセラーなど子どもを支援する活動がしたいと思っています。

必要となるのが、公認心理師か臨床心理士の資格。
今調べているのですが、かなり時間とお金もかかるし、今から取得するにはハードルの高い資格です。
民間の資格は他にも色々あるようですが、公的な機関で働くには、やっぱり広く認知されている資格が必要になります。
人の人生に関わる仕事なので、そのくらいのハードルの高さは必要なのだろうと思うのですが。

本当に、カウンセラーとして働く覚悟が自分にあるのか。
これからの人生を投げ込む決意はあるのか。
実はまだ、迷っています。
このハードルを超えて、資格取得できるなら、もちろん働きたい。
逆に言うと、ここで心折れてしまうなら、そこまでの覚悟はないのだろうな、とも。

結論出ていませんが、現時点での思いを書きました。
これから情報をさらに集めつつ、次の一歩について考えます。
焦る必要はないけど、諦めたくない。
そんな気持ちもあります。

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