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短編集は小説だけじゃない

短編集って好きですか?

私は好きです。
気まぐれに掻い摘んでも現実からトリップできる。
時間がゆーーっくり取れなくても。

この短編集というカテゴリー、音楽にもあると思うんです。

私が好きなフラチナリズムが正にそう。
同じアルバムでも1曲ごとに景色が変わる。
次作は特に忙しい。
哀愁もあれば、一夜の色恋もあれば、
永久のハッピーエンドもある。
活きが良く調子もいいworkerも居れば、
社会という戦場で戦うsoldierも居る。

まだアルバムは発売前ですけど、収録曲は無料で全曲聴けるので飛んでみてください。

聴きました?

ね?

こんなにもジャンルが多様なアルバムはあまり出会ったことないんですよ。
初めて聴いた人はきっと、
私はコレが好き
いや、私の1番はコレ 
って好みがバラけるんじゃないかな。

これがフラチナリズムの魅力だと思ってはいるんだけど、
1枚のアルバムが長編小説みたいな世界観も見てみたいと思っていて。

B'zは1枚のアルバムで旅ができるような
Mr.Childrenは1枚のアルバムで人の半生を見るような
サザンオールスターズは1枚のアルバムで時代を見るような
Official髭男dismは1枚のアルバムで恋の一部始終を見るような
King Gnuは1枚のアルバムで日常と非日常を行き交うような

1枚を通して起承転結のストーリーがある。

長編小説の魅力は惹き付けた人を離さないこと。
その世界から 簡単には抜け出せない。
現実を生きていてもあの世界ならこう考えるだろうな…とか
読み進むうちに、気づいたらそのストーリーがパラレルワールドのように傍で生きている。

そんな音のストーリーも素敵じゃない?

短編集が欲しい日もあれば
どっぷり長編小説に浸りたい日もありますもんね。

現実逃避…。

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