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失敗しない移住の意思決定方法

この記事は、
移住になんとなく興味あるけどいまいち踏み出せない、何か不安という人に是非見ていただきたいです。

移住の実態


突然ですが、『東京在住の20代~40代(学生除く)に、一都三県を除く道府県への移住に対する関心』を調査したところ、65%が「移住に興味がある」と回答したそうです。

しかし実際「移住の予定がある」人は4%
多くの人が移住に踏み切れていないのが現状です(別に踏み切らなければいけないわけではない)

そして移住したい理由は

1位「自然がある環境がよいから」(38.2%)
2位「生活費を下げられそうだから」(30.1%)
3位「ひとごみから離れたいから」(27.3%)
4位「働き方や暮らし方を変えたいから」(26.8%)

モニタス「移住に関する意識調査 東京在住者編」

みなさんの移住のイメージも近いのではないでしょうか。

実際移住した後にこのデータを見ると、4%は納得だなと感じます。

なぜかというと、これらは明確な移住理由にはなり得ないことが多いからです。

僕も以前はそうでしたが、おそらく思考はこんな感じではないでしょうか。

都会より自然がある環境でのんびり暮らしたいなぁ、生活費も下がるし子育てにも良さそう。でも東京は買い物するところも多いし飲食店もあるし電車も多いし仕事もあるからなぁ。まぁ移住は無理か。

これで2.3年過ごしました。

移住にもっとも大切なのは

移住で叶えたいことが明確でその優先度が高い

ということです。

これ実は転職と同じ考え方でもあります。

給与上げたいし残業減らしたいしやりたいことやりたいし人間関係良くしたい、、、

という人は転職できません。
何が大切か、転職で何を叶えたいかが無い人は、転職出来ないかできてもまた同じ考えを持ち続けます。(複数回転職することは悪いことではありません)
選択には失うものが伴うことがおおくあります。

そのトレードオフをどこまでなら納得できるかというのが大切です。

あなたが、ルミネでの買い物を捨てでも自然の中で生活したい理由はありますか?

移住によって叶えたい何かがあって、それは他の何かを失っても良いという意思を持つと移住は一気に現実味を帯びます。

また、この考えをすると「移住しない」という答えが出ることもあり、いずれにせよ明確な回答を出すことができます。

移住意思決定の仕方

次の質問に沿って考えていくと、移住の意思決定がしやすくなるので紹介します。
紹介しますと言っても僕が勝手に考えたものですが、、、

移住意思決定ワーク

  • 移住したい理由を書き出そう(なんでもいい)

  • その中で絶対譲れないことを選んでみよう

  • その理由を書き出そう

  • 理由を見て、やっぱり譲れるな、譲れないなが出てきたら改めて分類しよう

  • それは移住しなければ叶わないことか考えてみよう

ここまでを繰り返して移住すべき理由を洗い出します。

あとは移住に関する情報収集だったりをして現実に近づけます。

大事なのは、
移住しなければいけない理由
を見つけることです

というとすごくハードル高いので、

移住しても叶えたいことのほうが失うものより大きいし大切

と思えたら移住してもいいんじゃない?
くらいでいいと思います。

僕は10年移住住んだ関東圏から静岡に移住しましたが、ずっと便利で最高と思っていた東京に未練というか後悔は全くありません。

だいたいこんなもんです。
自分が欲しいと思ってたものは案外無くても大丈夫だなということは多い。
これを見つけられると移住に大きく前進します。

ただひとつ、お気に入りのラーメン屋に行けなくなったのと、二郎がないことはとても残念です(´Д` )

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