大阪・えびすカフェさん(生野区)
えびすさま。鯛をかかえて、ドヤ顔。漁業の神であり、ビールにもプリントされている、おなじみの神さま。大阪では商売繁盛の神さま「えべっさん」です。もちろんカフェもあるのです。
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えびすカフェさん
お正月が明けたら大阪では「えべっさん」。えびすさまのことです。浪速区・恵美須神社はもとより、あちこちにある戎神社も、たくさんの参拝者でにぎわいます。
えびすカフェさんは「布施戎神社」のおとなりに。てっきり東大阪市とばかりおもっていました。ギリギリ生野区のお店です。
もより駅は……
●近鉄電車・布施駅…徒歩約5分
朝早め喫茶店のようなカフェです。モーニングとランチがあります。営業は16:00までなので、ご注意ください。
チェーン店にない雑多感。個人店のよいところです。居心地いい、明るい店内です。
布施戎(ふせえびす)神社
布施のえべっさん。むかしながらの神社でしたが、本殿の改修とあらたに巨大な「えびす像」が、ご鎮座。商売繁盛の神さまらしくキラキラしています。
布施のえべっさんは、従来の【鯛をかかえた姿】ではありません。
ザッパーン!波しぶきのなか鯛を釣り上げ「捕ったどー」状態の福の神・えびすさま。躍動感があり獲物の鯛もデカイ!
来年、ビッグプロジェクトかかえてる皆さまも、いまから拝んどくなはれや。
商売繁盛! 成功! めでたい!
えびすカフェさんの東側にある布施戎神社の住所は、大阪市ではなく、東大阪市。まえは布施市といいました。布施戎神社の参道として、アーケード商店街があります。
全国えびす神社の総本社・西宮えびす神社より分祠されたのが1954年(昭和29)。
「布施のえべっさん」として商店街や地域のパワースポットとなりました。
それから1967年(昭和42)、布施市は近隣の二市と合併し「東大阪市」になります。神社名は、いまでも「布施戎神社」です。
「布施」の名前や遺構は、いたるところに残り、まちの歴史をいまに伝えています。
モーニング
ふつうのトーストと、レーズントーストがあります。こんがり、きつね色です。
えびすカフェさんは、ドリンク・プラス100円で、ゆで卵・スクランブルエッグ・ベーコンエッグにできるのです。三種類から選べるのがうれしい。
画像はベーコンエッグです。
コーヒーは、オリジナル・えびすブレンド。おもわず、えびす顔。
「スペシャルモーニング」もあります。
ドリンク・プラス200円で、サンドイッチとサラダがつきます。
野菜たっぷり。えびすカフェさんのモーニングは、食べるのがもったいないくらい、とてもキレイです。
サンドイッチもおいしそう。ていねいに作ってくれそうです。
コーヒーは、ウインナー珈琲もあります。
静かな店内。おとなりの布施戎神社の年末年始は、えびす像にナデナデして福にあやかりたい人々で大混雑。いまのうちに、ゆっくりと。
えべっさんが釣り上げた鯛の口、歯とベロが見えてると思っていましたが……。
よく見ると「釣り針」か? なにかが刺さっています。いままで気がつきませんでした。
あたらしくなった、布施戎神社。
となりの、えびすカフェさん。
ともに商売繁盛で、えびす顔。
笑う門には福きたる
いつも こころに うるおいを 水分補給も わすれずに
さいごまでお読みくださり
ありがとうございます。