見出し画像

天上のバレエ・地上のダンス(35) 発表会当日

桜から若葉の季節へ。通常の投稿に戻ります。
中高年・若葉マークのチームで発表会。
きょうは、ヒップホップダンス発表会のお話です。


前日練習

発表会の前日、最後の合同練習。
発表会は総勢8人で参加します。
若手4人は、ソツなく振り付けをこなします。
我々、中高年4人……わたし以外のメンバーは、振り付けを覚えていない状態です。
明日は本番やで~!

ダンスは異世代が組むと大変です。身体能力が違いすぎ。
足を引っぱる若手4人だけで舞台に出た方が良いレベル。
 「中高年4人組は、もう辞退した方がいいのでは……」
チラチラ頭をかすめます。


もう前日なのに他の3人は、のんびりシャアシャアと振り付けを先生に聞いている。
同年代の麻宮サギさんは、
「シズコさんは、いいわねぇ。覚えてるから」
じぶんはどうすべきか、すでに答えが出ているのに。認めたくないものだな。


ライブハウス

発表会当日。だいたいヒップホップダンスの会場は、ライブハウス。
バレエのように劇場でもないし、社交ダンスのような広いホールでもないのです。
カジュアルな分、参加費は安い。
参加者も「舞台」というより「遊び感覚」に近いかも。

歌のパフォーマンスが主体のライブハウス。今回は、正方形に近い舞台です。
リハーサルは出演順で、集合時間もチームによりバラバラ。


先生は、キッズのチームのお世話で忙しい。ライブハウス外に全員集合。
集合時間になると先生が迎えに来ました。



みんなでゾロゾロ会場入り

舞台裏のスペースが待機場所。
劇場のように「楽屋」といった、控え室・電球のついた鏡はない。
多くの楽器や音響の設備を置いておくような殺風景な固い床。
地下のガレージのような空間。


たくさんのダンスチームが既に練習しています。
ひとりで黙々と振り付け確認の人。
2~3人で、細かく動きの確認をしていたり、食事をしていたり。
大人数が、一緒くた・芋洗い状態です。いつもの発表会の風景と空気。


とりあえず荷物を置いて体をほぐして……と。


ありゃ、みんな棒立ち。
わたし以外のメンバーは、初めての発表会だったのだ。
何をするか解らない。まわりの雰囲気に、のまれている。


まずい。まずい青汁。
「父さんにも、ぶたれたことないのに」
ここにいる6人に、わたしはブライトさんにならねばならんのか。


テームのあと1人の先生は、またリハーサルに戻ってしまった。
固まったメンバー。


せめて美しいマチルダさんになりたいと思う、わたしでありました……



毎週木曜日は
「バレエ・ダンス」の日


いつも こころに うるおいを。
水分補給も わすれずに。


最後までお読みくださり、
ありがとうございます。

  



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?