銭湯の白玉

ユートピア白玉温泉。銭湯の屋号です。
なんだか甘味処のお店みたい。
以前は、広いが古い。そんな、お風呂屋さんでした。リニューアル後は、まさにユートピア！ステキな銭湯に。

ユートピア白玉温泉しらたまおんせん

「京橋きょうばしはエエとこだっせ」
昭和時代、
ローカルTVのCMで流れていた京橋。
すこし東へ歩くとロッジのような、紅白のお城のような銭湯があります。

ユートピア白玉温泉さん
大阪市城東区蒲生がもう2-7-39
無休

むかし、銭湯の前に、きれいな川が流れていて、白玉のような流れだったという……
それで白玉湯と命名。
そんなお話を聞いたことがあります。

たしかに川筋だったような低い位置に道路も通っているし、堤防の跡のような盛り上がった土地もある。
水の都とよばれる大阪は、川が多く、その川筋に家が建ち並んでいました。

住宅地の中の大きな銭湯。銭湯と教えてもらわないと何の施設がわからないほど、ユニークな外観ですね。

１階……駐車場とコインランドリー。
２階……フロントとお風呂。
３階……新しくできたコワーキングスペース。

銭湯のユートピア

はじめは、４年前に伺いました。
屋号は同じ、ユートピア白玉温泉さん。
スーパー銭湯のような大きさ。
ひとり用エステバスや露天風呂。設備はとても良い。子ども用プールまで。

圧巻は、水風呂に天井から氷が降ってくる！
カラカラコロコロ、一定の間隔で大量に。天井に製氷機があるのでしょう。

水風呂が氷の宝箱や～！
ユートピア白氷温泉はくひょうおんせんや～！
エエとこや……
わたしは勝手に、ツッこんでいました。

ユニークながらも脱衣所やサウナは古く、浴室も薄暗い。
このユートピア、もったいないなぁ……と思っていたら2022年８月・大リニューアル！
これは行かねばなるまい。
下駄箱の大バコ。200を越える数です。

半日滞在型ユートピア

券売機あり、階段を上がります。
エレベータはありません。
２階に、フロントと軽食の販売機などがあります。

脱衣所のロッカーは100円、後で返却されます。お忘れのなきよう。

やはりサウナ施設の充実。
サウナマットをはじめ、飲料水も脱衣所にあり自由に飲めます。
外の露天スペースもリゾートと見違るほど。椅子で、の～んびりとできます。
最近は、階段を登っての深い水風呂があるところも増えました。
これも、体を縮めて入る従来の水風呂と違いますね。
心身の解放感。新鮮な間隔です。

ユートピア白玉温泉さんは、シャンプー類も備え付けられています。
こまごまとしたグッズも持ってこなくて良いのも、いいところ。
銭湯に行って買えばいいのです。

リラックスのために高炭酸泉も、ぜひ！
ぬるめのお湯。炭酸のツブツブがフワッとお肌に。炭酸の白玉。
みな無言で炭酸泉に浸かっています。
黙浴が自然にできるユートピア。

ワーキングスペース

湯上がりもフロントでゆっくりできます。ドリンク・スナック類も豊富です。
ユートピア白玉温泉さんには、ひとりで行くのがいいかも……
自分のペースで。ふわふわ白玉。

銭湯の上の３階は１時間600円の
コワーキングスペース。
町の普通の銭湯って、長居はできません。ここは嬉しいユートピア。
遠方から来て「これからどうしょうか？　どこ行こうか？」と作戦会議も立てられます。
(ご利用の際は、マスク着用・感染対策に、ご協力ください)

いろいろ使い勝手も良いユートピア白玉温泉さん。
電子マネー系での支払い・ポイントカード・コワーキングスペース。
これからの時代にもマッチ。
全国から、たくさんのサウナ・銭湯ファンが集います。

賑やかな壁を見て帰りましょう。

「京橋はエエとこだっせ」
交通便利。JR・京阪電車・Osaka Metroが通ってます。

明るいうちから、庶民的に飲み食いできるエリアですよ。

お散歩も楽しいユートピア。

毎週土曜日は
「銭湯エッセイ」の日

いつも　こころに　うるおいを。
水分補給も　わすれずに。

最後までお読みくださり、
ありがとうございます。