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着物を纏って、平和を祈ろう

来月東京で『平和祭り』が開催される。

「平和を祈るプロジェクト」を日本の若者が立ち上げ、平和の象徴として着物を着て街を歩くというイベントらしい。
そのプロジェクトに旦那さんが協力することになったそうな。

私は現在テレワークで、去年末東京を離れたのだが、月一回東京のオフィスへ出社する。
今年に入ってから、コロナ禍にあって緊急事態宣言やらなんだかんだオフィスへ出社をみあわせていた。

来月は新年度でもあるので、顔を合わせてはなしもしたい、ということで、私の出社に合わせて上京の予定を二人で組んでいた。

そんなイベントに行くなんて、聞いてない!!

と、聞いてないふりをしていたが、
せっかく一緒に東京行くのに、参加しないのももったいないかと思い参加することにした。

早速、イベント参加要項を確認したところ、

【着物・袴・浴衣・甚平だけでなく、かんざしやバックなどの和小物を持ってるだけで参加OK】と記載されており、

着物を着るのはハードルが高い。
だが、和小物ではインパクトに欠ける。
そうだ、着物のリメイクワンピースなら、
食事会にも着られるだろう!

とネット検索をした。

まずはメルカリ、ヤフオク、ネットショップを流し見て。

せっかくだから、ちょっと華やかな結婚式などの冠婚葬祭・パーティーなどで着られているという
「訪問着」をリメイクされたものを。。。

と思って探していたら、なかなかのお値段で、
本当に一回しか気ないかも知れないものにこの値段は出せない。脳内会議ででた最終結論。

義母の着物を借りる、だ。

結婚してから、二回ほど義母の着物を着て友人の結婚式に出席したことがある。

そのときは、義母も着付けてもらうことはあれど
人に着付けるのは初めてだというので、YouTubeで着付けの先生が教えてくれる動画を二人で必死に見て、なんとか着物を着て出かけることができた。

それ以前の私の最終着物体験は、七五三にまで遡る。途中成人式という着物チャンスがあっただろうが、興味の沸かなかったので成人式には帰省もせず初めての海外旅行を選んだ。

実家では祖母が着物も沢山持って、着物は近くにあったが、興味がなかったのだから仕方ない。

結婚して、義母と暮らすようになり、
義母も「着物をいくつも持っているけれどもう着る機会がない」と話してくれた。

それをきっかけに、

「それならば・・・と、私が着ます!」

と言える歳になった。

実家にいた頃は、祖母がどんな柄の着物を持っているかなんて全く興味がなかった。着物なんて古臭くて窮屈そうで嫌だなとさえ思っていた。その価値もわからなかった。

いまでも詳しいわけでもないけれど、海外に行けば「着物を着られるか?」と聞かれることもある。

海外によく行く友人からは、「浴衣一枚持っていけば喜ばれる」と言われたこともあった。

海外の友だちが日本に遊びに来たときは、
「着物を着て、街を歩けるオプションはない?」と聞かれて、探したこともあった。

思い返してみれば、「着物」という日本の文化はさまざまな場面でキーワードとして現れてきていた気がするのだ。

私のこの春やりたいこと。

日本の誇る「着物」という文化を纏って、平和を祈ることにしよう。

#この春やりたいこと

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