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初めての子育ては②

前回の続きです

産後ケアホテルを利用してからは
長男を連れて子育て支援センターや
児童館などにも出かけるようになった。

最初は誰とも話せずに帰る日もあった。
何だかんだ、警戒心が消えたわけじゃないし。
そういう場に行っても友達同士で来てる人が
多く集まってる日はアウェイ感すら感じて
足早に帰ったこともあるしね。笑

でも、出かけていると時間が経つのも早いし
誰とも話さなくたって外の空気吸うだけで
気分転換になるのでめげずに通った。笑

通いつめてると(笑)
話さなくても”あ、あの人前も居たかな”って
少しずつ顔を覚えていくもので。

ちょっとしたことがきっかけで
自然な流れでご挨拶して
そこからまた何度かお会いして。

そんなことを繰り返して、気づいたら
仲良くなってるパターンが増えていった。

そこで出会った友人たちとは今でも
良い関係を保つことができていて
本当に出会いに感謝です。

最初は警戒しまくりだったママ友。
別にママ友なんか要らない、とまで思ってた。

でもね、知り合いゼロで初めて住む土地。
この環境下で初めての子育てをするって
なったら、あまりにも心細くて。
あとは情報が少なすぎることも不安材料だったの。

それを”ママ友”が全部解消してくれた。
お勧めの病院、検診の日はこんな準備があると良い、
あの店は子連れで入りやすい、エレベーターや
授乳室、オムツ交換台の有無、etc…

これだけネットが発達して
良くも悪くも何でも調べられるのに
子育て情報や地域の情報は口コミに
勝るものはなかった。

やっぱり、人の経験談って
凄い説得力があるんだなって思った。

そんな感じで自分の子育て環境が
だんだんと整い始めて
運よく孤立することなく見知らぬ土地で
初めての子育てができたのだけど。

私の性格、性質、思考の特性上
生真面目で正解を求め、○○ねばならない、
と自分を追い詰めてしまうので。

子育て支援センターで色んな親子と
接する中で、我が子の”足りない”と
感じる部分が目について、不安になり、
その原因はすべて自分の責任だと
自分を責め続けていった。。

長男を授かる前に中期中絶をしたことも
影響していたと思うし、何よりも
”自分には何もない”、”価値がない”、と
根底では思っていたので長男への執着も強かった。

目に入れても痛くない、とはその通りで。
長男の全てが可愛くて愛おしくて片時も
離れずに過ごした。
離れたいとも思っていなかったけど
むしろ離れるのが怖いと思っていたくらいだ。

預けたら、取られてしまうと思ってた。
だから離れたくないし、離れるのが怖かった。
でも、それを他人にバレたくないから
何か理由をつけて”離れられないんです”という
体裁をつくっていってた。

誰にも渡したくない
という思いが徐々に形を変えて
誰にも頼れない、自分は助けてもらえない、孤独、
と自分の思考を書き換えてしまい

常にワンオペでシンドイ私

を創りあげてしまい、どんどん苦しい子育てを
するようになっていった。

自分から助けを求めれば、
家族でも友人でも行政でも
手を差し伸べてくれる相手はいたのに。
自分からどんどん遠ざかっていき、
拗らせに拗らせていった。

厄介なのは
手伝いにきてくれた両親、義母、夫には
陰でやり方に文句を言ったり。
夫の前ではあからさまに不機嫌になったり
めちゃくちゃ面倒くさい奴だった。

多少は
産後のホルモンの影響で
俗にいう”ガルガル期”だったかもしれないが
それにしても激しすぎた(汗)

それでも見かけ上は
近所にママ友もいて長男はめちゃくちゃ
可愛いし、楽しく充実した育児ライフを送っていた。笑

長男がもうすぐ1歳になるころ。
第二子のことも考え始めた。

過去に生理不順になったり摂食障害で
婦人科通いもしていたので、あまり間を
空けるつもりはなかった。
自分の体に自信もなかったので。

長男は母乳をよく飲んで離乳食は全然食べなかった。
周りの子たちの話を聞いてると食べる種類も量も少ないし
つかみ食べやスプーンなども興味なし。(1歳直前ね)
断乳したら離乳食も進むのかな?、と思い断乳を決意。

授乳期間中は整理が復活することもなかったので
第二子の妊活と長男の離乳食への移行も兼ねて
1歳を機に断乳に踏み切った。

新生児期は私の体重減少や疲労も相まって
母乳不足だったのに、軌道に乗り始めた生後2か月頃から
私は”母乳過多”の人になっていた。苦笑

生後8か月頃には鰻を食べた翌日に乳腺炎になって
産婦人科にかけこんだし。
その翌月もストレスで食事が乱れて二度目の乳腺炎。。

そんな自分の体質も鑑みて、断乳の際はプロにお願いしようと
助産院の管理の下、断乳を始めた。
最後の授乳の日は泣きながら授乳した。
自分勝手な理由で奪ったな、と後ろめたさもあったし。。

母乳分泌が大して衰えてないときに断乳したこともあり
それはそれは大変だった。。
断乳二日目はパンッパンに腫れあがって寝返りを
うつこともできないくらい痛かったし辛かった。。

助産院でマッサージをしてもらって生き返った。
経験豊富な助産師さんも驚いてたくらいの
腫れ具合で、私も大丈夫なのかと心配したけど
意外とその日を境に落ち着いてくれてホッとした。

長男は、断乳初日こそ泣いていたけど
夜は寝かしつけたら夜通し寝る子だったので
夜間に泣かれて心折れることもなく
二日目からは既に忘れてしまったのか泣くこともなかった。

私の体は断乳への適応に少し時間がかかったけど
(と、言っても1週間だけで。その後は問題なしだった。)
長男は2日くらいで適応していった。

でも離乳食は進まなかった(苦笑)
断乳から2週間経ったころ、突然人が変わったように
バクバク食べ始め、そこからは月齢相応の食べ物、量を
食べられるようになっていった。

ただ、つかみ食べやスプーンを使うことは
なかなかしなくて。。
1歳半頃につかみ食べが安定してきて
2歳ころにスプーン、フォークが安定してきた感じだった。

こーゆう動作の発育、発達面を見ても
同年代の子と比べたら遅めだった。
つかまり立ちは11か月で始めたけど
ひとり歩きは1歳4か月。
歯も1歳過ぎてやっと1本だった。

言葉を使い始めたのも1歳半頃かな。
早い子だと1歳くらいから1語、2語、
出てくるだろうけど。
二語文は3歳頃まで出なかった気がする(うろ覚え)

動作や言葉の遅れを少しずつ感じ始めて
でも、仲良くしてたママ友たちは1歳を機に
復職されたので親子で会う機会も激減。

とにかく長男への溺愛は変わらないので
長男の未来を良くするために、幸せになるように
そう考えて習い事でも始めようと思ってた。
幼児教室とかに行けば、少々の遅れなんて
すぐに取り戻せると思っていたし。

そんなタイミングで第二子、第三子の双子を妊娠した。

またまた長くなってしまったのでこの辺で。
続きはまた書きます。
いつも長文を読んでくれてありがとうございます。


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