見出し画像

ギリギリの攻防。焦っても、イライラしてもしょうがない。疲れるだけ。

すこい雨だ。駅からバス停まで100メートルくらいしか歩いてないのにびしょびしょだ。

まさにいま、飛行機の時間に間に合うかギリギリの攻防。このバスが10分でも遅れたら私は飛行機に乗れない。

いつも利用している高速バスが途中の渋滞によって微妙だった。なので、電車で行くことにしたのだ。そしたら、停まる停まる。停まるなら駅で停まってくれればいいのに、駅と駅のあいだで停まってはゆっくり進むの繰り返し。

雨と通勤ラッシュで「前の電車に接近しております。電車が遅れ申し訳ございません。」の車内放送の嵐。

これはマズイ。

高速バスが出てる駅を調べると4駅先(一区間はすごい短い)にある。しかも10分後に出発するバスがある。普通なら余裕で間に合うのに、果たして間に合うか。

4駅進むのにいったい何分かかってるんだー。バス出発1分前に駅に到着。

改札を出るとバス停にはお目当てのバスが停まってる。あれに乗りたい。バス停まで100メートル。大雨。傘を取り出す。

でもね、交差点の信号が赤。信号無視などしたら自殺行為の幹線道路。信号がまったく変わらない。

ガーン。。。。バス発車。。。。

もはや交差点の反対側から大声で叫ぼうとも、おもいっきり手を降りながら跳び跳ねようとも、私のために停まってくれるわけがない。

タクシーだ。もはやタクシーしかない。次のバスは20分後、そのバスが10分でも遅れようものなら飛行機に乗れない。お金はかかるが、仕方ない。

いや、、、まさにいま10分でも遅れたら飛行機に乗れないバスに乗ってるということはタクシーも諦めたのである。

タクシー乗り場を探す。長蛇とは言わないまでも中蛇の列。タクシー1台も停まってないし!!大雨の影響でみんなタクシーを使いたいらしい。気持ちはとてもわかる。

もはや選択肢はひとつ。次のバスしかない。

というわけで、10分の遅れも許されないバスに乗り、羽田空港に向かっている。運転手さん頑張ってー。

以前の私なら、焦り、イライラし、プチパニックになっていたけど、こういう状況を何度か経験すると、焦っても、イライラしても、パニックなっても状況は何も変わらないことを学ぶ。できる限りのことをしたら、あとはどーんと構えているしかない。

まさに「人事を尽くして天命を待つ」状態でnoteを記すバスの中。

と、徐々に解消されつつある渋滞に安堵。ギリギリだけど、超ギリギリだけど、なんとか間に合いそうです。

〔おわり〕

※追記
定刻12分前に空港に着いて、猛ダッシュでカウンターへ。「ご搭乗の飛行機、10分程出発が遅れる見込みなので大丈夫ですよ。」とJALのお姉さん。無事にチェックインできました。

サポート金額に関わらず、いただいたサポート1件につき1冊、子どもに本を買ってあげたいと思います。