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長岡のロボットベンチャー経営者の日記 | 2024/03/22 | ロボットの量産がはじまっている


ロボットの量産がはじまっている

量産といっても、5台とかなので、一般的な意味での量産というほどではないかもしれない。
しかし、これは自分たちにとっては、今までと比べて量産だし、かなり大きい意味がある。

今までは、とにかく「いけそうだと思えるかたちを探す」旅だった。
とにかくヒアリングと試作と実験と改良を繰り返した。
だから、いきなりたくさんつくらず、じっくり1台を改良してきた。
まだ効果がよくわかっていないモノを量産はすべきでない。
その結果、最近になってようやくかたちが見えてきた。
(もちろんこれでずっといくわけではなく、フェーズ1という感じだが。)

これによりようやく、「ある程度の台数」を量産することができるようになってきた。
大きな進展だと思う。
今つくっているのは、極めてシンプルな、かつパワフルなタイプのロボットだ。
ラジコンをメインで想定しつつも、一部案件用に自動走行も組み込んでいる。
この夏や、当分はこれが主力になりそうだ。
また、後述するように、新しいVer6のロボットも開発している。
これも、夏に合わせて開発を急ぐ。

特許

特許事務所にお話に行った。
新しいVer6のロボットについて、特許化できると考えての話だ。

調査を進めていただけるとのことで、こちらからも色々共有する予定だ。
また進み次第、打ち返し結果を見て議論する。
早くて1.5ヶ月後くらいに申請までいける可能性もあるとのことで、頑張りたい。

これ、うまくいくと革命的だと思うな~(と勝手に思っている)

DX案件の開発

今週複数件の導入があったため、今折り返し地点という感じだ。
また来週2件(+フォロー??)がある予定だ。

今日もバイトのHくんが来てくれた。
明日も来ていただく予定だ。
ありがたい。
今週と来週がハードだ。
あともう一踏ん張りなので、なんとか頑張りたい。

おまけ | 常に科学的なスタンスを大事にしたい

ずっとそう思っているし大切にしたいと思っていること。
科学的なスタンスを大事にしたい。

大事にするのは、経営においても、事業を進めるにおいても、ロボットを開発するにおいてもだ。

科学的とは、以下のようなことなのではないかと考えている。
1.再現性を持つ・見つけること
2.常に今を疑い続けること

1.については、以下に定量的に評価できるようにするか、データに落とし込めるか等が重要だ。

2.常に今を疑い続けること
これは、実は一番大事なのではないかと思っている。
「これが正解で、ずっと正しい」と思う思考は脆い。
事実の解釈を歪め、正しい判断ができなくなる。
盲信してしまうことは避けるべきことだ。
本当に正解や真実を追い求めたいのなら、常に今を疑い、その先の、永遠にたどり着けない何かを追いかけ続けるべきだ。

結果的に、こうした思考が、よりよい事業・製品・チームを生むのではないかと考えている。

おまけ | 何回目かの話。メンバーと話した話。

昨日、あるメンバーと、なぜFieldWorksをやっているのかをふと話した。

理由は色々あるが、FieldWorksを通して、以下のようなことを実現したいと考えている。

  • ロボットを通じて新しい農業のやり方を実現する

  • 新潟を新しい農業先進県にする

  • とにかくロボットというモノと概念と価値観を普及させる

  • 特に長岡で、ロボット産業を軸として新しい巨大産業を確立する。結果として、長岡の経済を盛り上げる

  • ベンチャーやロボットという働き方を普及させる

一番のテーマは、「ロボットを通じて新しい農業のやり方を実現する」ことだ。
農業×ロボットの可能性は大きく、変わったときの影響も大きい。
ある意味、かなり面白い組み合わせだと思っている。

しかし、他についても、その過程や結果として実現できたら良いと思っている。
ロボット、農業、新潟、長岡、このチーム、これらを選んでいることには理由がある。

「ビジョンがありますね」と言ってもらえた。
いわゆる、ビジョナリーな会社:ビジョナリーカンパニーでありたい。

おまけ | 今日は少し体調が悪い

今日はめちゃくちゃ頭が痛い。
早く寝たい。
そのため、少し早く帰ってきた。

といいつつ、家に帰ってもすべき仕事をついしてしまうの、本当になんとか減らしていきたい。
やめられない気がするけど。

それが良いとは言わないが、手塚治虫先生は、仕事の鬼だった。
死ぬ間際まで「頼むから仕事をさせてくれ」と言っていたようだ。

ここまでになるのは、相当情熱を注げる仕事だからだ。
どちらかというと、そうでありたい。

(手塚治虫先生の漫画は、小さい頃からよく読んでいて、大好きです)

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