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Unity1Week向けのゲームを企画しました

こんにちは。「仕様です。」(@shiyoumasayume)という名前でSNSをやっているゲームプランナーです。

ふだんはコンシューマータイトルプロジェクトでディレクターやプロデューサーが旗を振ったイメージを具体的にゲームデザインするという仕事をやっています。

Unity1weekという、1週間でゲームの企画立案から実装、リリースまでを行うイベントが本日12月21日(月)に開始しました。

僕も参加して、年内にもう1本ゲームの公開を狙っているところです。

(Unity1Week参加表明についてはこちら。)

お題はひらがなで三文字、「あける」。

さっそくこの言葉を膨らませて、作りたいゲームをまとめてみようと思います。

夜が"あける"

「あける」という三文字を脳内で転がしてみて、ぱっと思いついたのは「夜が明ける」という言葉でした。

なんとなくエモい方向に膨らんでいる気がします。

次はこの言葉をもとにゲームのコンセプトとなる要素を出していこうと思います。

ゲームコンセプト

このゲームを遊ぶことでプレイヤーが得られる感情だったり、体験を書いていきます。

まだゲームシステムも何も考えてないので、僕自身が目指したい要件として「プレイヤーに抱かせたい感情」を整理することとも言えます。

夜が明けるという言葉から次にわいたイメージは、「あらしのよるに」でした。

ある嵐の夜、仲間とはぐれたヤギのメイは、壊れた山小屋で雨風をしのいでいた。
そこへ、同じ用に嵐から逃げてきた同士に出会う。
真っ暗で何も見えない小屋の中で、話をするうちに仲良くなった2匹は「あらしのよるに」を合言葉にして再開を約束する。
お互いがヤギとオオカミだということに気づかぬまま…!

…といっても、この作品を再現するゲームというわけではありません。

断片的な情報をもとに会話をして、徐々に相手のことがぼんやりとわかってくる様子。また、自分のことを相手が認識してくれたときの繋がった感覚。

そのあたりが自分の中のフックとなっています。

このゲームは一人で遊ぶことを想定したものとし、プレイヤーはゲーム中のキャラクターと一対一のコミュニケーションをとる。

「自分が誰かに認識され、繋がっているような気持ちになる」

こういった感情を抱かせることをゲームコンセプトにしてみようと思います。

ゲームシステムを考える

コンセプトを用意できたので、次はそれを達成するためのゲームシステムを考えます。

1週間しか無いので、かなりミニマムなシステムで作っていきたいところです…。

さらに言うと、僕はゲームプログラミングの知識がそれほどあるわけじゃないので、あまり調べなくても作ることができる要素で構成していきたいと考えています。

僕のスキルといえば、つい先日公開した個人開発ゲームに含まれる要素がその全て。

(ゲームをプレイしたり、メイキングを読んたりしてもらえると嬉しいです…!)

簡単なUI表現とテキストのみで構成されたゲームです。なので今回も、そのあたりをベースにゲームシステムを作っていこうと思います。

謎のキャラクターと会話していくゲーム

ざっくりとしたイメージを書きなぐると、

■ プレイヤーは誰かと一対一の会話をする
■ プレイヤーの回答により相手の反応が変わる
■ 夜が明けると会話が終わる
■ その後、別の夜になり他の会話が始まる

こんなところを考えています。

ゲーム画面があり、テキストを表示する領域があり、プレイヤーの回答はUIで選択肢を選ぶようなもの、選択肢の内容によって内部で数値が変化していき、その数値によってキャラクターの反応を出力していく…

そんな感じで作れるのではないか、と期待します。

得点や競争要素があるわけではなく、誰かと会話をするという体験を面白がれるようデザインしていく感じですね。

なので特にゴールがあるわけでもなく、何度でも一夜のサイクルを楽しめるようなものを想定して作っていこうと思います。

システムをシンプルにしておき、テキストと分岐量を時間があるだけ書き続けることでゲームボリュームや深みを出していこうという作戦です。(1週間ひたすら文字を書き続ける修羅になれ。)

ゲームタイトルは「夜明け前」という意味の英語で「Before Dawn」にしようと思います。今決めました。

というわけで

Unity1weekのお題「あける」からゲームを企画するという話でした。

さっそくこれから実装を進めていきますが、とりあえず進めてみて、問題が起きたらそのときに悩むスタイルでやっていこうと思います!

この先の仕様検討や進捗報告などもnoteでしていこうと思っていますので、よろしければ以下のマガジンをフォローしていただき、優しく見守ってくださると幸いです。


ここまで読んでいただきありがとうございました!

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