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動物が旅立つ時にぼくのサポートが

動物が旅立つ時にぼくのサポートが良かったのか、悪かったのかがわかる。


動物が苦しくなく眠るように穏やかに旅立って逝けたら、ぼくのサポートは良かったことになるけど


動物が旅立つ時に苦しんでしまったら


ぼくのサポートは悪かった、よくなかったと言うことになる。


最近は「穏やかに旅立ちました」と言われることが多くなったけど


それでも「最後、苦しみました」と

言われることもある。


慢性的な病気で徐々に弱っていって、最期食べられなくなって、旅立って逝く病気は


ほとんど穏やかに旅立てるようになったけど


急激に状態が悪くなる子や脳腫瘍や脳炎などの脳障害、肺癌や呼吸不全


播種性血管内凝固症候群などの血液病、心臓病、脊髄軟化症など

  

病気によっては、積極的な医療介入をしても


最後苦しめてしまうこともある。

全てがうまくいってるわけじゃーない。


特に呼吸器系の病気は、酸素飽和度が落ちてくると苦しくなるから


家に酸素室を用意して、酸素室で過ごして


もらったりするけどそれでも限界があって、呼吸が苦しそうになってしまう。


鎮静をかけたりして、ぼーとして眠くなるようにするけど


目覚めてくるとまた呼吸が苦しくなってしまう。


脱水して枯れるようになる前に酸素が足りなくなるので、苦しくなってしまうことがある。


それでも少しでも苦しくないようにするのがぼくの役目。

  

今のところ終末期医療に正解がないから


試行錯誤しながら動物が少しでも最期に苦しまないように


「最期、穏やかでした」と言ってもらえるように努力していきたいと改めて思う。

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