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ia19200102
動物の治療は動物のため
動物の治療は、動物のための治療なんだけど
ぼくら飼主のために治療することもあるのさ。
動物の元気も食欲もあって、1回下痢したり、1回吐いただけの時は
「何もしないでこのままみてもいいかな」って思う時もあるけど
飼い主さんが心配してたら下痢止めや吐き気止めを処方して飲ませてもらって改善するかみてる。
薬を飲んだから治ったのか
飲まなくても治ったのか
わからない。
もしかすると薬を飲まなくても治ったかもしれないけど
飼い主さんの安心のために薬を処方することもあるんよ。
動物に直接説明して薬を使うかどうか
確認できればいいけど、動物の医療は飼い主さんを通しての動物の治療になるので
飼い主さんの安心が動物の治療にもなるから
飼い主さんに安心してもらうためにも
薬の処方をすることもある。
動物にとっては、大きなお世話だと思うし、イヤな薬を飲ませられていい迷惑だと思うけど
飼い主さんに安心してもらった方が
動物が早くよくなるとぼくは思っているから
飼い主さんに安心してもらうためにも動物に治療することもあるのさ。
そんな時は・・・
ほとんど体に害がない薬しか処方しないけどね。
薬を出してもらうことで安心する飼い主さんもいて
「よくなったから結局、薬を飲ませなかった」
と言う人もいる。
ぼくは動物がよくなってくれたらそれでいいので
飼い主さんが安心して薬を飲ませなくてもよくなってくれたらそれでいい。
大事なことは、動物がよくなることだから。
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