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猫の血液検査の肝臓の値

猫の肝臓の値って、犬みたいに元気だけど肝臓の値が高いとか


食欲もあって、何も問題がなくて、肝臓の値が高いってことは少ないんよ。


犬のように健康診断したら肝臓の値が高いとか、肝臓の他に原因があって、肝臓の値が上がることは少ないのさ。


猫で肝臓の値が高いと通常肝臓自体が悪い。


なので猫で肝臓の値が高い時は要注意。


猫って肝臓の値のALTの半減期って6時間でASTは77分なんよ。


半減期って何かって言うと肝臓の細胞が障害を受けると


血液中にALTやASTが出るんだけど

これがASTは77分で、ALTは6時間でどんどん減っていく。


なのでASTやALTがずっと高いって言うのは、肝臓の細胞が壊れ続けてるってことになるのさ。


特にASTは半減期がALTより早いので


通常、ASTの方が早く値が下がって、ALTが後から下がってくる。


うちの猫がちょっと食欲が落ちてるなと思って、4月5日に血液検査をしたら


ASTが>1,000で、ALTも>1,000になってて


その他に異常がなかったから肝臓の細胞が障害を受けたことになるんだけど


1週間治療してやっとASTが171、ALTが383まで下がってきた。


それでもASTがまだ3倍高いってことは現在でも


肝臓の細胞が壊れているものがあるってことになるんよ。


犬と猫では、体のメカニズムが違って同じじゃないのさ。


猫は肝臓の病気は、ちょっと特殊なので、犬と同じように考えちゃダメ!


猫の肝臓の病気についてもっと詳しい話を4月30日の勉強会の時にするよ。


今まで、ランチセミナーとして開催してたけど


「みんなと一緒に勉強しよう」と思ってシワ男勉強会って言う名前に変えたのさ。

(セミナーって上から目線でエラそうじゃねー草)


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