オンナで良かったと、思う。

オトコとかオンナとか
めちゃくちゃ関係ある。
　
　
私、本当に昔は負けん気が強くて
勉強でも、仕事でも、習い事でも。
　
　
男の子に負けるのだけは
本当に大っ嫌いで。
　
　
幼馴染の男の子がいたんだけど、
小学校５年生の時にクラスが一緒で
学力が同じぐらいで。
　
　
ある日、漢字のテストがあって、
クラスで１番が2人いるって言われて
　
　
めっちゃ勉強したので、
１番だったらいいなーと思ってて
　
　
案の定１番だったんですけど、
その幼馴染の子も１番だったんですよ。
　
　
悔しかった ですね。
　
　
負けなかったけど。
それでも悔しすぎて、
家帰って泣いた。笑
　
　
今思えば、だけど。
　
　
私の実家は、大正かな？と
時代錯誤起こすぐらいの
昔の考え方をする家。
　
　
そう、男尊女卑ってやつ。
　
　
私、長女なんですが、
「女はいらない」
と言われて育ったのです。
　　
　
いや、両親はそうじゃないのですが、
祖父母がそういう感じ。
　
　
だから、ずーっとそういう価値観と
戦って来た、という感覚があった。
　
　
今の時代そんなことないし、
女性と男性ってなんも変わんないし！
　
　
だから、すーごい男性を目の敵にしてきた。
　
　
それが激化したのは、中学の時。
　
　
中学２年の時に、女なのに生意気だ
という理由で、いじめられた。
　
　
本当に悔しかったけど、
どうにもならなくて、
ただ、負けることだけはしたくなくて
ボロボロになりながら
意地で学校に行ってた記憶があります。
　
　
さらに、就職先で#セクハラ を受け
より男性に対して敵対心を抱くように
なってしまった。
　
　
その頃の私は。
　
　
きつくて近寄りがたい、
性格の悪い人間だった。
　
　
自分にも厳しかったけど、
他人にも厳しく、
ミスばかりを指摘していた。
　
　
当然、心も荒んでた。
　
　
でも、ある時気がついたんです。
　
　
「男性も女性も、関係なくない？」
　
　
私は、間違いなく、
日本人で、
関西人で、
オンナだけど。
　
　
別に、男性と女性っていう
対立する図式にする必要
ないんじゃない？って思ったわけ。
　
　
ていうか、そもそも、
性別って、個人の性質を表すため
だけのものだし、
わざわざ、違うジェンダーの相手に対して
対抗心を抱く意味がないわけ。
　
　
でも人間って、不思議なもので
自分とは違う相手に対して
ちょっとだけ反発心が出るんだよね。
　
　
で、どう考えてもオンナとオトコは
全然違うしさ、さらにいうと
セクシャルマイノリティーに対して、とか
違うジェンダーに対して
ネガティブな感情を持つのも
わからなくもないんだよ。
　
　
でも、それに囚われてしまうのは
違うんだよなーって、気がついたの。
　
　
違うんだから、お互いに認め合えばいいだけ。
　
　
私は、オンナだからこそ、私。
　
　
私のこの人生だからこそ、
こんな見方ができる。
　
　
今は、女性であることに
誇りを持っているし、
男性に対して敵対心を抱くこともない。
　
　
そういう生き方のほうが、
人生楽だし、シアワセだって
気づいたよね。
　
　
人口の半分を敵に回す理由は
ないもの。笑
　
　
だから、オンナとオトコで
大きく違うけど、
共存していけたらいいなーって
本当に思う。　
　
　
あなたは、敵対する世界で生きたい？
それとも、共存する世界？