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高1が学校でのICT機器電源供給について考える

こんにちは、はしたかです。

現代の学校では、タブレットやPCなどのICT機器が多く持ち込まれ、活用されています。

今回は高校1年生の自分が、そこで起きている問題について
高校生目線の意見と経験から学校での電源供給について考察します。

授業で活用されるICT機器と電源の必要性

オンライン授業、ペーパーレス、テストのAI採点など情報が物以上に価値を持った現代。

そんな今、国が「GIGAスクール構想」という政策を取り入れ、学校のICT環境を整えるなど多くの学校ではICT機器導入の動きが活発化しています。
私の通っている高校でも、プリントの配布、課題提出、情報共有のために学校全体が毎日フルタイムでICT機器を使用します。

そんな時、必ず必要になるのが電源供給です。もしICT機器の充電が切れてしまったら、授業でプリントが見れない/課題が提出できない/情報が止まってしまうなど重大な問題が起き、学習効率が大きく低下してしまいます。

実際に自分もPCの電源が切れてしまったことがありました。
その時私はモバイルバッテリーを忘れていて学校の貸し出しタブレットを借りるしかなく、普段と操作感が異なり授業に100%集中できませんでした。

充電とお金

ICT機器には電源が不可欠ですが、学校に3年間在籍した場合の生徒1人当たりの充電にかかる金額はいくらでしょうか。

例えば、PCの消費電力が1時間あたり100Wだと仮定します。

1日の消費電力 = 100W × 7時間 = 700Wh

780日間の消費電力 = 700Wh × 780日 = 546,000Wh

これをkWhに変換すると、546,000Wh ÷ 1000 = 546kWh となります。

1kWhの充電に27円かかるとして、

3年間在籍するとICT機器の充電代に1万4742円かかることになります。
1日の充電代は18.9円です。

課題提起

私の通っている高校では、学校での充電ができません。

生徒は家でタブレット/PCを充電し、充電不足に備えてモバイルバッテリーを持ち歩いています。
しかし、よく家での充電を忘れたりして、帰る前に充電が切れてしまう人が出てしまったり、授業中に「やばいあと5%しかない…」という声が聞こえてきたりします。なぜ、学校での充電ができないのでしょうか。

その理由は、電気代です。もし500人中300人の生徒が学校での充電に頼ってしまうと、学校が負担する充電代は一年間で294万円にも上ります。
このことから今回私が見つけた課題は、

授業ではICT機器が必須なのに、学校では充電ができない。

ということです。そこで、解決策として

モバイルバッテリーの低価格貸出サービス

を解決策として提案します。

具体的なサービスの内容としては、モバイルバッテリーを学校が10台ほど購入し、一回20円ほどでモバイルバッテリーを貸し出します。

これによって、

生徒は
・充電不足を心配しなくてもよくなる
・意識が充電に行かなくなり結果的に授業に集中できるようになる
・20円ほどなら簡単に支払える


学校は
・電気代を気にせず生徒に電源供給できるようになる
・電源供給用の配線工事をする必要がない


という効果が得られます。

しかし懸念点として、

・端末によってケーブルを変える必要がある
・モバイルバッテリーを盗難されるリスクがある
・生徒が多い学校では沢山のモバイルバッテリーが必要になる


ということが挙げられます。

まとめ

今回はICT機器の学校での電源供給問題に対し、モバイルバッテリーの安価貸し出しという形で解決策を提案しました。

あくまで高校一年生の一意見に過ぎないので、まだまだ考察の余地があるかと思います。皆さんもぜひ別の視点から考察をしてみてください!

最後までご覧いただき、ありがとうございました、
はしたかのnoteでは、他にも沢山のことを高校生目線で考察しています。
是非そちらもご覧ください。