見出し画像

お題「オンライン授業で私が学校教育に期待すること」


今では学校も再開されたが、外出自粛期間中は、海外では主流らしい「秋スタート案」が出されたし、「リモート学習案」も出された。
オンライン授業で私が学校教育に期待することはなにか。
塾や予備校に行かずに、学校の授業だけで勉強が事足りていた人は、どれだけいたのだろうか。
そもそも学校教育に何を期待しているのか、そこから見つめ直していきたい。

学校と一口に言っても、小学校、中学校という義務教育期間もあれば、高等学校や大学と随分と幅広い。
海外での学校の役割というのは、教育に限定していると聞く。
日本の学校でお馴染みの光景「掃除」といったことは、外注任せとも聞く。
校内清掃がどこまで役に立っているのかは、私にはわからない。
でも、協力することや、方法により効率が良くなることに気付いた人は、少なくないと思う。また、日常使っている校舎を清掃という違った見方をすることで、少なからず発見をした人もいると思う。
校内清掃に偏ったが、クラブ活動や委員会活動も同様に、座学だけでは得られない部分としての教育なのだろう。

画像2

しかしながら学校給食も教育の場となっていては、教員への負担はやはり多いようにも感じる。
キャリアの浅い教員もいれば、ベテランの教員もいるだろう。
異動のある学校では、学校によって空気も違うだろう。
かなり前になるが、学級崩壊という言葉も生まれてしまった。
こうしたことを踏まえると、オンラインを活用することで教員への負担を減らすことはできないだろうか。

オンラインと一口に言っているが、GIGAスクール構想がベースになっているはずだ。
正統派の文部科学省のリンクが、残念ながら心が折れそうになったので、個人的にわかりやすかったこちらをご紹介したいと思う。

萩生田文部科学大臣からのメッセージとして、「子供たち一人ひとりに個別最適化され、創造性を育む教育ICT環境の実現に向けて~令和時代のスタンダードとしての1人1台端末環境~」が載っている。

インクルーシブ教育はまだまだ過渡期であると思っているが、「1人1台端末環境」という言葉には、大きな一歩を感じた。
読字障害(ディスレクシア)は、トム・クルーズ氏によって広く認知されたと思う。

DAISY(デイジー)を知っている人はどの位いるだろうか。
私も語れるほど知っているわけではない。
こちらのサイトが、非常にわかりやすくイメージしやすい説明となっているので、お時間のある人は是非クリックして頂きたい。

こうしたサポートが一つあるだけで、環境はグッと変わってくるのではないだろうか。
私が参加した団体の話では、「ほかの生徒は使っていない」という前例がないことから、持ち込みは叶わなかったそうだ。
学校に掛け合い交渉し、理解を求めるご家族の労力を思うと、デジタル化は早く進んで欲しいと願っている。

不登校の問題も見過ごせないが、長くなりそうなので割愛する。
小規模の学校についても同様に割愛する。

このコロナ禍で、大学生たちの日常にも注目された。
大学という、ある程度目的を持っているにも関わらず、リモート授業を続けることは精神的にも大変だったようだ。
どんなキャンパスライフを描いたかはわからないが、オンライン授業とはいえ、大変だろうと想像する。

希望していた学問ができているはずなのに、その辛さはどこからくるのか。
学校の施設が使えないことなどでは当然ないはずだ。
人との繋がりも、同様に求めていたのではないだろうか。

教育という枠組みにより、楽しかったり、悔しかったり、共に乗り越えてきたエピソードこそ教材であり、自分だけの貴重な財産だ。
物理的な距離があったとしても、距離を縮める手段はあるのだ。

画像1

また、教員の負担軽減という側面でも期待している。
教員間の繋がりも大切にして欲しいと思う。
多くの生徒を抱えるだけでも大変だと思うが、教育指導の面もアップデートも必要だ。
ぜひ、一人で抱えるのではなく、打開のための糸口であってほしい。
教え方は一通りではないはずで、教員が相互にアップデートできれば理想だと思う。

現実はいうほど簡単ではないだろうが、学ぶことの楽しさに繋がる一歩であってほしいと思う。
友人や人間関係に戸惑い傷つくことも多いと思う。
でもそれは、大人になってもつきまとう問題だ。
頼れる大人がいるうちに、立ち上がり方を諦めずに模索してほしい。
大人側も、いつでも手助けできるだけの余裕を作らなくてはならない。
そのための一助になってほしいと思う。

#学校   #学校教育   #教育改革   #GIGAスクール構想

#河野太郎   #河野大臣   #河野太郎行政改革担当大臣   #ごまめ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?