金曜日の夜はおやつパーティーして良い日とする

こんばんは。しそゆかりです。

今日は早めに寝ようと思ったのが月曜の夜で、もうはや金曜日の夕暮れを過ぎて夜。定時を回ってもまだまだ会社のPCに打ち込みたいことはあって、しかし定時の時点で平日5日分のエネルギーは既に使い切っている。残業時間を費しても得られる成果はそうでもないだろう、ということは回らない頭でも理解できる。ええい、やめたやめた。こんな日はわたし自身を慰労しなくてはならない。ノートPCを閉じる勢いが思いのほか強くて自分でギョッとして、逃げるように会社を出た。

帰り道立ち寄ったスーパーで、ぐるぐる思考が追いかけてくる。
反芻思考。デフォルトモードネットワーク。自律神経の乱れ。低血糖。なんだこんなに疲れてたのかと今更気づく。
頭の中の買い物リストを蹴散らす勢いで、本日のうまくいかなかったことたちが急に騒ぎ始める。あの人、なんであんな風に言ってきたんだろう。なんであんなこと言っちゃったんだろう。なんでもっとうまくやれなかったんだろう。
こうなってくるとぐるぐる思考はとまらず、なんだかお買い得そうなものを適当に引っ掴んでカゴに投げ込んでレジに向かった。

夕飯はとりあえず手早くサッポロ一番。低血糖状態で炭水化物をかき込むと身体に悪いらしい。一応知ってますよ。でも食べますけど。しかも辛いやつ。健康に配慮した姿勢を見せるため、先ほどスーパーで買ったもやしを1袋投入した。
袋麺だけでは物足りなくて、甘くて幸せな気分になれるメロン味のアイス。週末に食べようと思っていたプリングルスさえ食べる。一応わきまえてハーフサイズ。

お腹を満たすとぐるぐる思考はなりを潜める。
最良の選択には程遠い、けれども金曜日の夜に襲いかかってくる不安や苛立ちからは救われる。
適度な運動、十分な睡眠、規則正しい生活。知ってる、知ってますとも。
「知ってる」と「できる」の差。「できる」と「いつもやってる」の差。
知ってるけど何もできないことなんてざらにあるし、金曜日の夜にそんなことを考えていること自体が身体に毒だなと思う。

明日は晴れるらしいので、起きれたら散歩して「健康な生活」をやったことにしよう。