他者の文脈に思いを馳せること
最寄りの地下鉄駅の入口の近くに、「信号無視をしてもよい」という暗黙の了解が地域住民に通底している横断歩道がある。狭い道を渡すその横断歩道を通る車は滅多にいないが、稀に通る車は赤信号にも関わらず横断歩道を渡る歩行者にクラクションを鳴り響かせる。最早信号がない方が安全ではとすら思う。
今朝の出勤時、駅に向かう途中、いつも通りほとんどの人が赤信号を渡る中で、律儀に青信号に変わるのを待ち続ける人がいた。スーツを纏っていたのでおそらくサラリーマンだろう。急いでいたので横を颯爽と通り抜